しんごのキになる話㊴ インドの生け花師匠の巻(その2)
そのうちに私の部屋の花差しがペットボトルからガラス製の花瓶に代わりました。 それは大きな胴体に細く長い口のついているものでした。 私は子供のころに、母から生け花のポイントは三角形を描くことだと聞いたことがありました。 それで、花の高さを変えたり、横に広げたり、違う色を組み合わせたり、私なりに工夫してみました。 成り行きで、だんだんと、私が掃除のおばちゃんに花の生け方を指導するようになりました。 ある時、花瓶のなかに水玉のボールが入っていました。これは何かと聞くと、仁丹よりちょっと大きめの玉を水につけると、ビー球くらいの大きさに膨らんでいくものだというのです。 インドの生け花師匠の巻(その3)につづく