スマホライフ 今日の一枚 趣味の作品展 VOICE
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しんごのキになる話53 ギリシャ神話 エコーの巻(その1)

お囃子~♬ 高座に天竺亭シンゴ之助師匠が登場 え~、一席おつきあいをお願い申し上げます。 最近は日本に来られる外国人がどんどん増えてきているそうでございます。 少し前までは爆買いとか申しておりましたが、今ではモノからコトになり、買い物よりも日本の文化や歴史に興味を持って来ておられるらしいですね。 私が思いますに、そのうちに多く外国の方々が落語にも興味を持って寄席にもおいでになるとですね、寄席の方でもこりゃいかんということになり、国際会議なんかでイヤホーンをつけて同時通訳をするみたいに、寄席でもイヤホーンをつけて落語を聴くという姿が見られるんじゃないでしょうか。 あれ、そこで帽子をかぶっているおじさん、イヤホーンをつけていらっしゃいますが外国の方ですか?えっ、それは補聴器ですって。失礼しました。 えー、いまでも時々英語落語をする落語家がおりますが、そのうちに落語家になるには英検3級を持ってないと入門できないってことになるかもしれませんよ。イエース、ウィ、キャンでございます。 そしてケンブリッジ大やハーバード大を卒業した青い目の落語家がでてくるのではないでしょうか。 え、すでに青い目の女噺家がおられますわ。 ギリシャ神話 エコーの巻(その2)につづく

しんごのキになる話52 インドの季節の巻(その2)

インドは広いです。大きな都市はそれぞれ違った気候です。 雨季と乾季が明確に分かれています。 グラフからもわかるようにインドに来られるのであれば12月~2月頃の乾季が過ごしやすいのではないでしょうか。 ムンバイは11月から5月までピタッと雨が降らないのです。私の住んでいたプネも同じです。 (参考)各都市の気温と雨量 それでもインドは都市によって気候が全く違うのです。モンスーンの来る時期が違うのです。 北部にあるデリーでは毎年冬には凍死する人が出るのです。 私はこの暑さを利用して残飯と糞尿を発酵させて良い肥料が出来ないかと考えました。 そうすれば土地も肥え、草木も育ち食料状況もよくなり、人口増にも対応できるし、貧困もなくなるのでは愚考していました。 そしてバイオ発電も可能でではないか、と考えていた時に、日本でバイオ発電が失敗したとネットで読みました。 ガスに数%含まれる硫化水素が湿気により溶けて設備の電気系統を腐食させるのです。 硫化水素を取り除くためにコストが安くつく微生物を使う生物脱硫を使用したためとのことです。 しかし、バイオ発電は他のところでは成功例もあります。糞尿処理、発電、肥料生産ができるのであればこれから暑い地方にはバイオ発電もエネルギー生産の一つの方法になると思います。 インドの季節の巻 終わり

しんごのキになる話㊿ 酔芙蓉の巻(その7)

ムクゲは一日花ではありませんが、人々に芙蓉と同様に夕方にはしぼんでしまうと思われています。それで人の世の短い栄華を「槿花(きんか)一朝の夢」と誤って表現されています。 また、そのはかなさ故に華道ではあまり好まれていないというのも誤りで、生け花、一輪挿し、生け花の形状を整えるのに昔から使われています。 俳句では秋の季語です。松尾芭蕉の「道のべの 木槿(もくげ)は 馬にくわれけり」という句や、小林一茶の「それがしも 其の日暮らしぞ 花木槿」があります。 良く似ている芙蓉と槿の見分け方は次のとおりです。 花の形は良く似ていますが葉を見ると違いがわかるそうです。 その他に花の大きさが芙蓉は槿より一回り大きく、めしべの先が芙蓉は曲がっているが槿は直線状、芙蓉は横に広がるが槿は縦に伸びるなどがあります。 酔芙蓉は歌謡曲にもでてきます。まずは石川さゆりの「風の盆恋歌」(作詩 なかにし礼)です。 蚊帳の中から 花を見る 咲いてはかない 酔芙蓉 若い日の 美しい 私を抱いて ほしかった しのびあう恋 風の盆 そして「酔芙蓉」(作詞 坂口照幸)そのものの題名の歌を島津悦子や伍代夏子が歌っています。 苦しまないでね 私のことで 男が曇れば あとを引く いいの 最後の 逢瀬でも 酔えるひと刻 その刻だけを せめて私に くだされば 花はひと咲き 酔芙蓉 酔芙蓉って魅力的で不思議な花ですね。 酔芙蓉の巻 終わり

しんごのキになる話㊽ 酔芙蓉の巻(その5)

ハイビスカスというのはフヨウ属一般の名称であることがわかりました。そしてHibiscus Mutabilisというのは日本では芙蓉のことでした。Mutalbilisは変化し易いという英語のMutableの意味です。 というのは、芙蓉は朝咲いて、夕方には散ってしまう一日花だからです。 また、芙蓉はハス(蓮)(ハス科ハス属)の美称であり、区別するときはハスを水芙蓉と呼び、フヨウ属の芙蓉は木芙蓉と呼ぶそうです。 芙蓉の花は昔から人々に愛されて来ました。 その白く、あるいはピンクがかかった花は美しく、また一日で散ってしまうはかない命から美女にたとえられ「芙蓉の顔(かんばせ)」などといわれました。詩歌にも詠われています。 枝ぶりの 日ごとにかはる 芙蓉かな 芭蕉 松が根に なまめくたてる 芙蓉かな 子規 反橋(そりばし)の 小さく見ゆる 芙蓉かな 漱石 ゆめにみし ひとのおとろへ 芙蓉咲く 久保田万太郎 白き芙蓉 あかき芙蓉と かさなりて 児のゆく空に 秋の雨ふる 与謝野鉄幹 芙蓉は富士山の別名でもあります。 それで戦後に安田財閥が解体して再編された芙蓉グループというのがありましたが、それは中核会社が富士銀行だったからです。その芙蓉(富士銀行)グループは現在のみずほグループに統合されました。また、新田次郎の小説には「芙蓉の人~富士山頂の妻」というのがあります。 太平洋戦争中には芙蓉という日本海軍の駆逐艦があったり、芙蓉部隊という同じく海軍の飛行隊がありました。この飛行隊は沖縄方面の敵飛行機、艦船に対する爆撃、機動部隊に対する索敵を主体として、特攻が主体となっていた当時において、夜襲戦法を用いて活躍したそうです。 また、中国語では芙蓉樹はネムノキ、芙蓉鳥はカナリアの別称、芙蓉蛋は卵白の茶碗蒸し風。芙蓉煎蛋、香煎芙蓉蛋は平らな卵焼きのことです。 酔芙蓉の巻(その6)

しんごのキになる話㊻ 酔芙蓉の巻(その3)

私はハイビスカスというのはあの赤い花だと思っていたので、「それは違うと思うよ、この大きな白い花の英文名を調べて教えてください」と頼みました。 私は今までの経験からインドの人は花の名前にあまり関心を持っていないと思っていたので、彼からの返事は期待していませんでした。しかし、すぐに彼からメールが入りました。                 私はへぇー、この大きな白い花もハイビスカスなんだなとちょっと驚きました。そしてハイビスカス・ムタビリスとは日本名でなんというのだろうと思い、今度は自分でネットを使って調べてみました すると、ハイビスカスというのは生物分類(界、門、網、目、科、属、種)のうちの下から二番目の属の名であることがわかりました。 それを上から順に述べると「植物界、被子植物門、双子葉植物網、アオイ目、アオイ科」となり、その下の「フヨウ属」の総称のことなのです。 そして、そのフヨウ属の下の「種(species)」には数え切れない種類があるのを知りました。 まず、あの赤いハイビスカスはブッソウゲ(Rose Sinensis、中国の花の意)と書いてありました。ブッソウゲは仏桑華と書きます。中国南部あるいはインド諸島が原産地といわれます。8,000種類以上の品種や雑種があるそうです。 酔芙蓉の巻(その4)につづく

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