スマホライフ 今日の一枚 趣味の作品展 VOICE
スマホを上手に使って暮らしを便利に! 花や景色、何でもOK!今日の一枚を! 今週の作品
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コッツウォルズ紀行⑧ロンドンの地下鉄&バス

ロンドン中心部を移動するのに一番速くて便利なのは地下鉄(Underground、通称Tube)だ。05:30から24:00まで(日曜と祭日は07:30~23:30)数分毎に運行している。 切符は駅の窓口か自動販売機で買えて日本と同じ。料金はゾーンの区分けによって決まっており、同じゾーン内の駅へは基本料金、横切るゾーンの数が多くなるほどそれだけ高くなる。目指す駅までに横切るゾーンの数に応じた料金のキップを買うよう注意が必要である。 正しい料金のキップを持っていないと10ポンド(約2,000円)の罰金を取られる。ほとんどの駅が自動改札になっており、これも日本と変わりない。喫煙は地下鉄の車両内及び駅構内では全面的に禁止である。☆車両から車両への通り抜けは厳禁! 違反すると罰金。 バス ロンドンに来れば誰もが一度は乗ってみたいのが2階建てバスだ。ロンドンの名所を通過してゆく路線がたくさんあり、地下鉄ほど混んでいることはまれである。それに、ロンドン中心部を何度も乗り降りしながら観光やショッピングするのに適している。 バス料金も地下鉄と同様にゾーン制となっている。ほとんどの路線のバスでは、乗車時に運転手に料金を払ったり、トラベルカードを見せたりするが、車掌が来たときにキップを買ったりトラベルカードを見せたりするバスもある。 1階建てのレッド・アロー・バスが走っている路線(501、505、507、521)では、乗車口の料金挿入口に料金を入れるようになっているので、あらかじめ正しい料金を用意しておいたほうがよい。停留所には、表示が白地になっているものと赤地になっているものと2種類ある。前者は、バスは満員でなければ必ず停まるが、後者は手を挙げて合図しなければ停まらない。 各停留所で停まるバスの路線番号は、表示板に書かれており、時刻表にはそのバスが通っていく場所名が書いてある。早朝から24時頃まで頻繁に運行しており、一部の路線(番号にが付いた路線)では夜間もバスを走らせている。喫煙はバス内では全面的に禁止である。 7月2日にヒースロー空港でレンタカーを返した後の足は、もっぱら地下鉄とバスを利用するつもりである。バスと地下鉄乗り放題の便利なカードは以下の2種類を買うことにする。これはお勧めだ。 ワンデー・トラベルカード    一日乗り放題で、£4.50(1~6ゾーン) ウィークデー・トラベルカード  ウィークデー乗り放題で、£6.70(1~6ゾーン) ~つづく~

終わりの空~詩集「流体」より

終わりの空 丸い錫の写真立てに 入れておくのは 他人の冬 夢と呼ぶな 幻とも なつかしい なかった聖日 ここではない土地の 雪の降る祝日 椅子に上着を掛けたまま 人はわけもなく人を呼んで なごりの空を眺めに立った 裸木の林の上に 層を成して にじむ黄色と 浅い水色 暗い雲の帯が 逃げるように掠る 終わりの空は 妖しい明るさ 夕日は 沈みながら 裸木の林をすかして 窓辺を照らし 台所の隅の 古い木のワゴンが 沈んだ赤さで浮かび上がる 香料の壺と 玉葱 こわばった青菜 林に枯れ落ちた枝は 火の幻影に優しく燃やされ 悔恨と 甘い思いが焦げている 裸木の幹をひそかに昇る若い水 その水音も聞き分けて 私たちは 疵だらけのワゴンの前に戻って来る 羽根のない雛鶏の 皮膚の手ざわりを恐れながら 腹の空洞には たっぷりと 香草や果実を詰め込む 聖日と言い 正餐をくぐれば 空もまた 荻悦子(おぎ・えつこ) 1948年、新宮市熊野川町生まれ。東京女子大学文理学部史学科卒業。お茶の水女子大学大学院人文科学研究科修士課程修了。作品集に『時の娘』(七月堂/1983年)、『前夜祭』(林道舎/1986年)、『迷彩』(花神社/1990年)、『流体』(思潮社/1997年)、『影と水音』(思潮社/2012年)、横浜詩人会賞選考委員(2012年、16年)、現在、日本現代詩人会、日本詩人クラブ、横浜詩人会会員。三田文学会会員。神奈川県在住。

オランダ点描(8)泥棒

盗難の頻発する地域、すなわち治安の悪い地域で住むことを敬遠したくなるのは当然です。たしかに、泥棒被害が頻発するとなると、どうやって防ぐかということをまず一度は真剣に考えるでしょうが、相手はその道のプロ。普通の民間の住宅に押し入るのにはそれほど苦労はないものと思わねばなりません。もちろん、充分に施錠はしていても、プロから見れば「朝飯前」なのかもしれません。 こういう私自身も、近所に泥棒が入ったということを噂で聞いて、「大変だ。うちも用心しなくては。」と道具屋に行って錠前やドアチェーンなどを買ってきて、あちこちのドアにつけて、多少の気休めにしておりました。しかし、私自身がどことなくほんとうに安心できていませんでした。それをあざ笑うように、数か月後、家族全員で夜6時過ぎから2-3時間の外出中に、勝手口のドアそのものを簡単に壊され、第一巻の終わり。錠前、ドアチェーンではなく、ドアそのものを壊されたらどうしようもない。見事にプロの泥棒の洗礼を受ける羽目になってしまいました。被害は確かにかなりの痛手でした。装身具などは女房がその時身に着けていたもの以外は全部根こそぎ持って行かれました。後で気が付いたのですが、台所に置いてあったHarrodsの大きなバッグがなくなっており、どうも小物などはこのバッグに入れて持ち去ったようです、思わず笑いが込み上げてきました。しかし、さすがのプロも全く手をつけなかったのが3階という屋根裏部屋。たまたまここの電球が切れていて真っ暗だったことで難を免れました。それに、せめてもの慰めは泥棒の仕事中に帰宅して泥棒と鉢合わせをしなかったことでしょう。 ということで、初めてオランダで自ら警察に通報、おまわりさんを呼んだはよいが、3人の土足のおまわりさんが、荒らされた現場を雨上がりの泥靴のままでさらに踏み荒らし(?)、言うことには「明日、鑑識班が来るから、それまでは現場には手をつけないで。」とのことで、10分くらいで引き上げ。マットレスからすべてひっくり返されたベッドは使えず、結局毛布だけ何枚か引っ張り出して家族でごろ寝をすることになりました。勝手口のドアは壊れたままで、平常時ならばこれ以上の不用心はないが、泥棒が目ぼしいものをもっていった後だから、もうこれ以上盗られるものもないかと思いながら、妙に安心して眠りにつきました。注)警官はこんな派手なパトカー(写真)でやってきます。 翌日鑑識班が来て現場を調べ、形式的に何カ所かで指紋を取る作業をしておりましたが、あまり被害者の私たちの助けになるようにも思えませんでした。あとは、被害届を出して、保険求償の手続きをすることで本件もあえなく終了!コソ泥・空き巣は都会では頻繁で警察もあまり真剣に(?)犯人を検挙するまでの捜査も現実にはむずかしいのか、実に事務的な処理ですべてが終了ということのようです。要は、自分の財産は自分で工夫して守らなくてはならないというどこかの教科書に書いてあるようなことが現実に起こったわけです。

フランスあれこれ(2)三人の子持ちの母

20年ほど前の話です。私は商社マン、フランス駐在当時の話です。数年がかりの大型商談がまとまりフランス企業から一組5-6人の研修チームが数組日本に行くことが決まりました。滞在費用も含めて一切の旅程を日本側で決めることで合意、航空券だけパリ事務所で手配することになりました。契約の相手がフランス公社の一つと言うことを忖度してエアーフランスにお願いすることにました。 早速フランス航空の代理店が打ち合わせに当方の事務所に見えました。若い女性で眩しいくらいの美人でした。一応の打ち合わせが終わったということで私のデスクに挨拶に見え、ちょっと30分ほど時間があるので一緒にワインでもと誘われお付き合いしました。 彼女の話を要約します。1年程前までスチュアーデスでパリ-東京を何度も往復しました。日本は大好きです。日本人の心は純粋できれい!と非情にほめていましたが、表情から心からそう思っているという風情でした。子供が出来て産休を貰いました。やっと仕事に復帰しましたが目下は陸上勤務です。でも何とかしてもう一度飛行機に乗りたいと決心、そこで彼女のやったことは? 一気に二人の子供を養子にして三人の子持ちの母になったのです。まず一人は休暇を貰ってベトナムに行ってきました。無論子供を貰うためです。更にご近所の子供(プチノアールと言っていましたので多分アフリカの黒い子供でしょう)を養子にしました。 フランスの育児支援政策の詳細は全く知りません。子供が一人より二人、二人より三人と増えるにつれて補助金の増えることは間違いありません。収入との関係で所得税の軽減、その他複雑な支援制度のあることだけは間違いありません。保育園などの費用の軽減も累進するかと思います。要は一人では子育てと仕事との両立は難しいが三人になればなんとかなるということはこの事例からも理解できます。 「ぼつぼつ時間になりましたので失礼します。帰るころには子供のお風呂も終わり、私の夕食も出来ているはずです。」との話。念のためにどんなお手伝いさん?と聞きました。ここだけの話ですよと念を押した上での話ですが、アフリカ系の移民、但し不法移民。それだけに心のこもった作業をしてくれています。私は安心して仕事に付けます。ご両親は?全く関係ありません。近く日本まで飛べるでしょう。その時はまたご報告をします。と言うことで別れましたがその後の報告はありませんでした。 東 孝昭

シンゴ旅日記インド編6 ベジの巻

インド料理にベジタリアン料理があるのは皆さんご存知のことと思います。 ベジと略します。そしてお肉が出る料理をノン・ベジと言います。 インドではベジであるかノン・ベジであるかはとっても大事な事なのです。 どのレストランでもベジとノンベジの表示があります。中にはベジだけの店もあります。 ベジでも結構おいしいものです。 インド人の81%がヒンドゥー教徒です。その内の80%がベジタリアンと言われています。 牛乳も卵いわんや魚も食べないピュアー・ベジもいれば、卵、牛乳は良いというベジもいます。 男の人がベジかどうかは奥様がベジかノンベジかで決まるとも聞きました。 さて日本からの出張者二人と国内出張しました。現地のお客様の結婚式に出たり、客先と昼食したりでインド料理続きでした。 ホテルには中国料理店がありました。中に入り麻婆豆腐を注文すると豆腐がないといわれました。その替わりにチーズを使った麻婆豆腐があるというので頼みました。 注文してたべました。やはり味がちょっと違っていました。 その街には日本料理屋がありません。 ホテルの受付で『美味しいイタリア料理』があると聞いて行くことにしました。その名も『リトル・イタリー』。 日曜日の夕方でした。レンタカー会社の英語の出来る運転手は今日は都合が悪いとかで現地語しか話せない運転手を派遣してきました。車はトヨタでなく古いシボレーでした。 英語が通じなくても、こちらには現地スタッフがいるので大丈夫と思い、レストランに向かいました。 でも何か変です。やはり言葉が通じないのです。 うちのスタッフはマラティー語と英語とヒンディー語が少々話せます。運転手はタミール語だけです。 Uターンしたり、車止めて人に聞いたりしています。 みなで車の中から通りにそれらしきものないか探します。そして何とかレストランを見つけ到着しました。 暗いレストランでした。 まず『ビール』と頼むと『ありません』。 『ワインは?』これも『ありません』。 アルコール販売の許可がないとのことです。 『じゃー、お水ください。冷えたペットボトルの水ですよ』と念を押します。 仕方なく皆でメニューを見ます。 『ミンチの入ったスパゲッティーは何というのだっけ?』 『シーフードスパゲッティはどれだ。』 『クリームとマッシュルームはどこに書いてあるの?』。 皆で暗い明かりのなか英語かイタリア語で書いてあるメニューをどれだどれだと見ています。 でもお肉も、お魚も見当たらないのです。もしや、ここってベジなの? ボーイさんに聞きました。 『ここってベジ・レストラン?』 そして返ってきた言葉は、 『イエース』!? 何とここはベジのイタリア料理店でした。お店を替わろうかと相談しましたが、お腹がすいてるし、他に行ってもインド料理屋さんしかないので、結局思いとどまりました。 仕方なくピザとスパゲッティを注文し、来た順番にみなで分け合って食べ、お水を飲んでお店を出ました。でも、おいしかったです、麺とパスタ。 この『リトル・イタリー』という店はインドに沢山お店を持つチェーン店とのことでした。 食事が終ったのは店に来てから一時間も経っていません。店内を見渡しても私たち以外は家族連れが一組いるだけでした。日曜日の夜だから皆さんお家で食事するのでしょうか? ミンチ肉の入ったスパゲッティってボンゴレですかミートソースですか? 名前忘れそうです。 それではベジ料理を3点紹介します。 丹羽 慎吾

コッツウォルズ紀行⑦英国交通事情

英国の車は右ハンドル、道路は左側通行、つまり日本と同じなのでドライブは安心して楽しめそうだ。交通標識もそう違わないし独特の交通規制さえ覚えればOKだ。ドライブマナーは紳士的でクラクションを鳴らしてせかせる人などほとんどいないという。(と聞いていたので安心していたが、今回訪れたコッツウォルズ地方では車が少ないせいか、クラクションはならさないものの、かなりのスピードを出して走っている車も多かったので注意が必要。) 英国中に舗装道路が張り巡らされ、道路標識も完璧といっていいほどなので迷わずに快適なドライブが楽しめる。田舎道で迷っても方向指示の標識が必ず出てくるので慌てることはない。高速道路をはじめ全ての道路が無料なので安心。 Mはモーターウエイ(Motorway)のことで高速道路を意味する。最高時速制限は70マイル(112km)。信号はないので都市から都市へのスピーデイな移動に便利。サインはブルーの標識。 Aは国道1級線を意味し、信号があり他の道路とは交差する。3桁までの数字があり、A4とかA40などの2桁までのA道路には中央分離帯のグリーンベルトがある片側2車線(Dual Carriageways)の部分があり、そこでは最高はMと同じで70マイル。その他のAの最高時速制限は60マイル(96km)となっている。サインはグリーンの標識。 Bは2級道路にあたるもので、英国のカントリーサイドのドライブの醍醐味を味わえる道路といえる。B486とかB4425というように3桁と4桁の道路番号になる。最高速度制限は30マイル(48km)。サインは白の標識に黒字。Bなら静かな田園風景を堪能できるが、狭い道だったり曲がりくねっていたりするので、運転には注意が必要。羊や牛の群れに出会ったらもちろん羊たちが優先だ。 ラウンドアバウト(Roundabout) 日本でいうロータリー交差点のこと。交差点の真ん中に丸い部分を置くことで信号なしに車が交差できるシステムだ。左折または直進したいときは左側の車線から、右折のときは内側の車線に入って、中央の円を右回りにぐるりと回って右折する。ラウントアバウトでは右からのロータリー内の車が常に優先するので、ラウンドアバウトに入るときはスピードを緩めて中に入ること。4コーナーくらいなら行き先を迷うこともないが、6コーナーくらいあると訳がわからなくなることがある。(実際あった。)そんなときは落ち着いて何回でも回ってよく標識をよく確認してから出てゆけばよい。因みに、日本では北海道旭川市で実際に利用したことがある。 ペトロル(Petrol) 英国ではガソリンのことをペトロルといい、ガソリン・スタンドはペトロル・ステーションという。ペトロルのグレードは星のマークで2ツ星、3ツ星、4ツ星で表されるのでレンタカーを借りるときに確認しておくとよい。無鉛(Unleaded)もあるので注意。 多くのペトロル・ステーションではセルフ・サービスなので、各ポンプの星のマークを選んで入れる。店の人にも頼めるが、使い方を知らないと言うと呆れられるらしいので、いいチャンスと思い自分でやってみよう。ポンプのところに入った量と料金が表示されるのでレジで払う。ポンプの番号を店員にいうといくらか教えてくれる。(今では日本でもセルフ給油はあたり前かもしれないが、当時、私自身はやったことがなく初めてのセルフ給油を彼の地で経験した。) パーキング 町中では普通は駐車メーターがあるところのみ駐車できる。歩道に沿っての黄色い線は、1本が表示された指定時間駐車禁止。2本が常に駐車禁止。観光スポットや町には大抵駐車場が完備しているので、そこを利用したほうがいいだろう。出入り口に料金駐車ボックスがない場合は、チケット販売機で駐車する時間に応じてシール(支払済みの証明)を買って、車に貼っておくこと。20pとか50pの場合があるので小銭を用意したい。きちんとシールのチェックが行われ、駐車違反は厳しく取り締まりが行われている。 横断歩道 ゼブラ横断歩道は日本と同じストライプの白い線なのでよく分かるが、日本と違って、手前の車道脇にジグザグ模様があり、ドライバーに警告している。このジグザグ線と横断歩道の中は追い越しと駐車が固く禁じられている。夜はオレンジ色の街灯がフラッシュして横断歩道が近づいていることを知らせている。ゼブラ横断歩道に近づいたらスピードを下げていつでも停止できる体勢をとること。いうまでもなく、歩行者が横断歩道に入ったら歩行者に優先権があることを忘れずに。いずれにせよ、事故を起こしてしまっては、言葉の問題その他で国内以上にトラブルになるので、充分注意が必要である。違反すると重罪になる。 ~つづく~

シンゴ旅日記インド編5 メイドさんの巻

私の前任者は奥様を同伴しての駐在でした。メイドさんを雇って床掃除だけ頼んでいたとのことでした。 私は単身赴任。四つもバスルームのあるアパートに一人で住んでいるのです。このアパートは前任者が帰任直前に22ヶ月の長期契約の更新をしたばかりなのです。広いからと言ってアパートを替わることもできません。 バンコク駐在時代はサービス・アパートでした。ホテルといっしょです。 掃除、洗濯、食器洗いには全く不自由しませんでした。食事も一歩出れば日本風喫茶店、居酒屋、韓国料理、タイのラーメン屋台なんでもありました。バンコク生活が懐かしいなあ。 さて、インド、アパートに入った翌朝に玄関を激しくノックされました。会社の運転手が来るよりも早い時間です。 ドアを開けるとサリーを着たおばさんがいました。 『ここは私がクリーニングするところだ』と言います。きつい目でドアの隙間から中を窺っています。 私  『○○さん(前任者)は、日本に帰った。もういない。私、メイド、要らない。』 彼女は何か言いたそうでしたが、私はドアを一方的に閉めました。少し心が痛みました。 二週間後の日曜日です。あまりに部屋の床に砂がたまるので、さすがの私も自分で掃除しました。 タイル張りの床掃除の後、ハトのフンで汚れているバルコニー2個所を汗だくになり掃除しました。 しばらくしてドアを激しくノックする音がきこえました。ドアを細めに開けるとサリーを着た女の人が立っています。前回とは違う人です。 『エンプティ?クリーニング。』とメイドの売り込みにきました。きっとランニングシャツと短パンで掃除する私の姿が見えたのでしょうね。この部屋は四階なのによく解りましたね。 でも『エンプティ』ってどういう意味かな?メイドが居ないのかって言う意味かな? こぎれいな人だったので『どうぞ』って言いたかったんですが、細かい条件や給料を一人で決めるのが面倒なので結局断りました。 メイドをどうしたらよいか分からなかったので帰国した前任者に洗濯、アイロン、床掃除、食事、食器洗いなどしてくれるメイドはいませんでしたかとメールで聞きました。 その回答は次のとおりでした。 『メイドはガードマンに頼めば近隣の人を紹介してくれます。でも、インドで掃除する人は下層カーストの人であることを覚えておいてください。 自分たちは(奥様がいたので)掃除だけのメイドを雇っていました。 駐在中に聞いた日本人の奥様たちのコメントは次のとおりです。 洗濯               :使い方知らず壊すことがある。見ていないと自分のものを一緒に洗う。 アイロン            :洗濯機同様まず使ったことがない。上手くかけられない。 食器洗い          :洗い方が激しい、日本から持ってきた茶碗類を割ってほしくない。布巾と雑巾の区別がつかない。トイレの雑巾で食卓拭いたのを見たことがある。 料理               :まず日本の味付けを教えるのは無理。すべてマサラ(インドの香辛料)で味付けする人たちだから。 ちなみに前任者が使っていたメイドは次のように言っていたようです。 『私はいいメイドです。』 『なぜ?』 『お金盗らないから』 『。。。!?』 そういえば、ある会社の運転手にメイドが要るなーと言った時、聞かれたことがあります。 『洗濯は手洗いか、機械か?』 よって、私、当分自分で主夫します。

オランダ点描(7)窓

限られた乏しい経験から敢えて大胆な事を言わせて頂くとすれば、ヨーロッパの一般的な住宅を比べた時、オランダの窓が一番大きいのではないでしょうか。窓の大きさの違いには、それなりの理由があると思われます。 北の国では冬の寒さを防ぐ意味で窓は割と小さめになっているようです。それが南へ行くに連れ大きくなり、また地中海に面した南欧では昼間の暑さから逃れるため窓は小さく鎧戸までついています。その中間に位置する(少し北寄りですが)オランダは、ヨーロッパ諸国の中で年間の日照時間の一番短い国でもあり、少ない太陽光を少しでも多く取り入れようと窓をできるだけ大きくしているように思えます。 また、住宅地ではどの家も大きな窓をレースのカーテンでさりげなく飾り、さらに窓際には観葉植物か季節の花などを置き、時にはちょっとした置物を置いてある家がほとんどです。通りがかりに、見るとはなしに(実は後学のためしっかりと)見ると、家の中はキチンと片付けられ「さあ、どうです。なかなかきれいなリビングでしょう。」と言わんばかり。昼間であれば、部屋の中は薄暗く、夫婦共働きの家庭が多いこともありあまり人気がありません。ここでいかにも人間が生活していますと言うという生活感は少し希薄ではありますが、確かに整然としていて目にするものにとっては大変気持ちのいいものです。 たまに住人が居合わせ目が合ってしまうこともありますが、その時は中からにこやかに挨拶してくれます。日本人は窓を通して外から通りすがりの人に家の中を見られるのをあまり好まないようで、この大きな窓をすっかり開け放し中が丸見えのオランダスタイルには多少の抵抗があるかもしれませんが、一度如何でしょう? 私が最初に住んだ家は築20年位のいわゆるローハウスという5-6軒連らなった2階建て(屋根裏部屋を入れて3階)棟割長屋でしたが、表側・裏側とに2枚ずつ、合計4枚の大きなガラス窓がありました。 この窓は2mx2.5mの一枚ものの2重ガラスで開閉は出来ません。開閉はその横についている小さな窓のみ。この大きな窓はまた厄介で、簡単に磨けません、一階部分なら脚立を使えば何とか、でも二階部分は長い梯子か足場がないと素人では無理。 そこで、窓拭きを専門にしている者がいて、近辺の住人は大体2ケ月に1度頼んで拭いてもらいます。さらに、割れるとかなり費用がかさみ大変なので、大抵みんな保険に入っています。窓拭き賃・ガラス保険料とも大した額ではないですが、日本では考えられないオランダならではのものです。

コッツウォルズ紀行⑥レンタカーの予約

今回の旅行の一つのキーポイントはレンタカーだ。何故かというと、ツアーで行けば大勢でバスや列車で移動するので、時間は拘束されるが一人当たりの交通費は当然安い。一方レンタカーの場合は時間に拘束されない代わりに個人負担になるのでその分少し高くつく。費用対効果で如何にバランスをうまく取るかが満足度に影響することになる。 友人のアドバイスに従って、コッツウオルズを周る際にレンタカーを利用し、ロンドンに戻ったら車の運転はやめることにする。よく検討した結果、ヒースロー空港に早朝到着後すぐ借りて、コッツウオルズをずっと車で自由に周り、またヒースローまで戻って返すことに決める。空港からロンドン市内へは地下鉄を利用する、 海外でレンタカーを借りるのは今回が初めての私は、少し不安もあったので東京駅近くの「ハーツ」のオフィスを訪ねてみた。現地で借りる方法を確かめるつもりで、説明を聞いたがシステムは日本と特に変わったところはないし、日本で事前に予約していった方が安くつくとのことでその場で申し込んだ。 内容は、6/30 05:45 CX251便で到着後すぐHertz/Heathrowで3日間借り(24時間営業で夜中であろうが早朝であろうがOKなのがいい)、7/02 15:00に同じHertsz/Heathrowで返却する。予約確認書は後日自宅に届いた。 旅程、チケット、宿、レンタカーと決まったので、これで、旅の準備は万全だ。次回は、イギリスの交通事情について調べておかなくてはいけないだろう。旅先でのいろいろな楽しみを想像していたこの時は、後でとんでもない問題が起こることなど夢にも思わなかったのだ・・・ ~つづく~

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