今日の散歩道(24)~ブラシの木~
ご近所のマンションの小公園にある「ブラシの木」が、例年通りゴールデンウィーク終盤から咲き始めました。 真っ赤で派手な花が、澄み切った青空に映えて、とても綺麗です。 オーストラリア原産のこの木は、100年以上前に移入された様ですが,それほど目にする機会がありません。 ビンを洗浄する台所用品にそっくりの花の姿が由来で「ブラシの木」との和名がついたようですが、 英語名でも、ボトルブラッシュと呼ばれています。 ブラシの様に見えているのは長い雄しべで、穂先に着いている青いドングリの様な物が蕾です。 受粉が済むと、ドングリ状の部分が真っ黒の固い殻で覆われ、オーストラリアの様な乾燥地では、自然発火の火事で燃え上がることがあり、種子の入った固い殻の外皮が焼け焦げて、その刺激で弾けて種子を周辺に撒き散らすそうです。 写真は開花が始まったばかりの状態ですが、満開になると木全体が燃え上がっている様な情景になります。 山仲春男
今日の散歩道(23)~クリムゾンクローバー~
爽やかな風を感じながら買い物の帰途、敷地内の公園で色鮮やかなクリムゾンクローバーを見つけました。 以前紹介したクローバー(シロツメクサ)の仲間で、こちらの和名はベニバナツメクサ(紅花詰草)と呼ばれます。 また花姿から、イチゴやローソクの炎を連想することから、英名は「ストロベリーキャンドル」との事、納得です。 千葉県には視野一杯に、この赤い花で覆われている幻想的な場所があるようですが、この花を見ているとどの様な光景なのか 目に浮かぶようです。 南ヨーロッパ原産で、明治時代に牧草として導入され、マメ科の植物なので土質向上に効果あるようです。 クローバーとしては草丈が長く(50センチ以上に)成長するので、切り花としても流通ルートにのっている様です。 連休の人混みに出るのは気が進まず、午後は静かに読書の時間になります。 山仲春男
今日の散歩道(22)~マンネングサ~
不思議な帰化植物(雑草です)、ベンケイソウ科のマンネングサ(万年草)は、日本で30種ほど自生しているそうです。 毎年ゴールデンウイークの頃に突然姿を現し、そして暑さが厳しくなる頃に姿を消します。 道端 石垣の隙間 アスファルト舗装の隙間 街路樹の根っこなど、僅かな土壌でも生育する丈夫な植物です。 ただし生える時は、写真の様に必ず密集していて、まばらに生えているのは見た事が有りません。 添付の写真は、メキシコマンネングサだとおもうのですが・・・御存知の方、教えて下さい。 ゴールデンウィークで、各観光地は想像を絶する人出となって居る様で、我が家は自分の足で歩ける範囲内での行動に留めています。 山仲春男
今日の散歩道(21)~ツボサンゴ~
このところ地味な野草を眺める事が多かったのですが、 今日は生垣の中に、鮮やかな赤色の花が目に飛び込んできました。 ユキノシタ科の多年草で、米国西南部からメキシコにかけての乾燥した岩場に自生しているそうです。 その原種を交配で、園芸品種に作りだされたものですが、学名は「ヒューケラ・サンギネア」と言います。 サンギネアは、血のように赤いことを意味しているそうです、花からは甘く強い香りが周辺に漂っています。 釣り鐘状の様な赤褐色の小花が付いている様子が赤サンゴに似ている事が、「ツボサンゴ」という和名の由来になって居る様です。 自宅周辺でこの花が植わっている場所は、他には有りません。 山仲春男
今日の散歩道(20)~クローバー~
春の野草の花の時期はほぼ終了、昨日の雨風で花のピークを過ぎていたツツジ類もスッカリ見苦しい姿になりました。 材料出尽くしで対象物見つからず、今日はどこにでも生えているクローバーを街路樹の根っこで撮影してきました。 身近な植物なので皆さんご存知ですが、ヨーロッパ原産のマメ科植物で、江戸時代にオランダ商人がガラス製品を、 日本に持ち込みの時、壊れぬ様に保護材として使用していた乾燥クローバーから種子がこぼれ落ちて繁殖したと言うのが通説のようです。 詰め物用途に用いられていたことから、シロツメクサ(白詰草)の名前の由来ともいわれてます。 今日は陽射しはあるものの湿度は低く、吹き抜ける風は少し肌寒さを感じる陽気で快適です。 山仲春男
今日の散歩道(19)~さくらんぼ~
借りてた本の返却と貸し出しで図書館へ、その建物入口のサクランボの実が赤く熟してたので、つい手を伸ばし何粒かを口に、 爽やかな味が口中に広がりました。 桜のソメイヨシノよりも3週間ぐらい早い、3月初旬に開花して、丁度2カ月で果実が完熟です。 一般的に植物は、雌しべに花粉がつけば結実するのですが、サクランボの場合、同じ木の花粉と雌しべでは受粉結実しません。 有名な品種の佐藤錦やナポレオン等大半の品種は栽培に際しては、近辺に授粉用の樹を植え付けているのです。 添付写真の図書館入口のサクランボは、早生種の「暖地桜桃」という品種、自家受粉できる数少ない例外種です。栽培しやすく一本だけで実が着くの民家の庭に植わっているのを、近辺で目にする機会があります。 これから6月に掛けてが、サクランボの出回り時期ですが、トップバッターのこの暖地桜桃サクランボは、果実がやや小粒ですが、味は見劣りしないものです。 山仲春男
今日の散歩道(18)~ハルジオン~
強い陽射しの中、日課となっている買い物散歩に出発。 今の時期から、この暑さで、夏本番の時期に成ったらどうなる事やらと、思いやられます。 さて今日は、ハルジオン(キク科植物)で、道路際やら山野のいたる所に蔓延っています。 繁殖力が強く、太い根っこが地中深く伸びて除去困難で厄介な雑草です、子供の頃の手伝いの時に、庭先で引っこ抜けず、地上部だけで千切れてしまい、困ったのが記憶に残っています。 当然古来から有る日本在来種と思ってたのに、調べてみると、何と北米原産で、それも観葉植物として日本に持ち込まれ、明治期には雑草と成って全国に広がったとの事です。 古来からある植物への影響懸念から「日本の侵略的外来種」に選定されているそうです。 山仲 春男
今日の散歩道(17)~ムラサキカタバミ~
雨雲接近中との予報なので、いつもより早く買い物散歩に出発。 道路わきの側溝の割れ目にムラサキカタバミが咲いていました。 南米原産で関東以西に広く分布してるようですが、何故か石垣の隙間とか、コンクリートの割れ目など、思わぬ場所でしっかりと根づいています。 地上部の花の見た目は可憐ですが、地中に有るユリの球根状の部分がドンドン分割して増殖するので、駆除が難しい雑草ですが、強い繁殖力が「子孫繁栄」のイメージに結びつき、縁起の良い植物として親しまれ、武家の家紋として用いられる事例も有った様です。 元々は観賞用として日本に持ち込まれたものですが、各地に雑草化して繁茂、現在では環境省の「要注意外来生物」にリストアップされている様です。 日本古来からの植物だと思っていても、鑑賞目的で持ち込まれ野生化してる例の多さに驚いてます。 山仲春男
今日の散歩道(15)~オニタビラコ~
雨雲接近との予報を見て、いつもより早めに買い物散歩に出発したものの、途中からしっかりした雨が降り出しました。 天候のせいなのか、どの店舗も客が少なくがら~んとして、レジ打ちの店員が手持ち無沙汰な様子。 途中ヨモギが繁る草むらに、オニタビラコ(鬼田平子)の茎が伸びて、小さなタンポポ状の黄色い花が咲いていました。 これはキク科の植物で、道端や空き地に自生する野草で、全国で見られる在来種です。 名前の「田平子」は、葉っぱが放射状に伸びて、田んぼに平に張り付く姿に由来するそうです。 食用野草で、あく抜きすると食べられますが・・・・手間をかけてまで口にするほどの物では有りません。 山仲春男