今日の散歩道(45)~ノウゼンカズラ~

鮮やかな橙色の花が、アチコチで咲き始めました、これから夏季を通して咲き続けます。 ノウゼンカズラは、中国原産の落葉性、蔓性の植物で、茎から根を出し、壁や塀を覆って成長するので、取扱い注意の植物で、無人となった住居を、覆い尽くしているのを目にする事があります。 小まめに剪定と整枝を心掛けないと、とんでもない事に成ってしまうのです。 この添付写真は、私の住んでるマンションの別棟の1階のお宅でのものですが、私のマンションは1階が庭付きを売り物として販売されたもので、6畳ぐらいの面積があって、当初はどのお宅も家庭菜園・花卉栽培等をされてました。 それから数十年経過、高齢化の為か現状では、略6割位のお宅が雑草まみれで放置された荒れ放題状態に。 このノウゼンカズラに埋め尽くされたお宅は、階上の住人から繁茂し過ぎて虫が上がってきて困るとの苦情が続出、管理組合として、それら苦情を独居高齢者に伝えて、出入りの業者に思い切った剪定をして貰いました。 それから5年経過し、元のもくあみ状態になり、金網の隙間から覗き込んでも住人の居室は見えず、困ったものです。 この厄介者は、日本には平安時代に入ってきて薬用として、栽培されていたようです。 山仲春男

今日の散歩道(37)~ザクロ~

買い物に行くルートで、周辺を見渡して歩いたが、もう目新しい物は見つからず、そろそろ花はネタ切れです。 自宅に入る前に別棟の片隅にザクロの樹が、植わっていたのを思い出し、漸く対象物が見つかりました。 子供の頃の田舎には学校 お寺 役場等に植わっていて、自然物を口にするのが習慣となって居たので、種ばかりの果実ですが晩秋の頃の、ささやかな楽しみでした。 ザクロは西南アジアから中東が原産で、日本には朝鮮半島経由で伝わったもので、固い殻のうち側には大量の種が入っている事から、子孫繁栄・豊穣の象徴として縁起の良い木として、古くから栽培されていました。 また「紅一点」と言う言葉が有りますが、一面の緑の葉っぱの中に一輪の紅色の花が鮮やかに咲いている光景を古代中国の文人が、紅一点と詠んだのが語源となったそうです。(生憎写真はピンボケ) 果汁に含まれる成分のエストロゲンが抗酸化作用で、特に女性に効果的だと、「みのもんた」がMCの「思いっきりテレビ」で とり上げたことから、ザクロジュースの異常なムードの盛り上がりとなり、小売店や製造メーカーの在庫がなくなり、産地国の濃縮在庫を各社が競って買い求めて騒動に成った事がありました。あれから20年余経過、一過性のブームはもはや痕跡も残っていません。 山仲春男