今日の散歩道(84)~セイヨウニンジンボク(西洋人参木)

皮膚に針が刺さるかのような強い日差しの中を、今日も買い物散歩に、歩きながらふと思ったのですが・・・・・・・ 例年梅雨明けに聞こえて来るクマ蝉の大合唱が全く聞こえてきません、土中のクマ蝉幼虫は今年の異常気象に気が付かずに、まだお休み中なのでしょうか・・・・ 今日の花はセイヨウニンジンボク(西洋人参木)、明治期に西洋から輸入され、葉っぱが朝鮮人参に似てるのが、和名の由来となっています。 6月10日の散歩道で「ノウゼンカズラ」が繁茂する私のマンションの1F庭付き住居を書きましたが、外の金網から覗き込んでも全く見通せないほどに、このセイヨウニンジンボクも枝を広く張り巡らせています。 このセイヨウニンジンボクは、ヨーロッパ南部原産の落葉木で生育旺盛、夏空に涼しげな青色の花が映え、遠くにいても伝わるぐらいの芳香を漂わせています。 この芳香に引き寄せられて蝶類や蜂類などの昆虫が集まり、洗濯物に着いたり、部屋に飛び込んで来るそうで、階上に住んでる住人から苦情がよせられ、私が役員してた時に、管理組合を通して独居老婦人に申し入れて業者が剪定したのが数年前、また元のひどい状態に戻ってしまいました。 このセイヨウニンジンボクは、古く紀元前から利用され「女性ホルモンを整える効果」で重用され、ハーブティーにも使われれ、また種子は噛むとピリッとした辛みがあるので、アジアからの胡椒が発見されるまで、胡椒の代用としてつかわれていたそうです。 山仲春男

今日の散歩道(80)~オオシロカラカサダケ~

夜半から激しい音を立てて降っていた雨は、夜明けには止み、暫く降って来ない様でクマ蝉の大合唱が始まってます。 予報では九州北部に留まっている線状降水帯が今夜に掛け、関東に向けて移動するとか。 雨が止んでるうちにと、いつものルートで買い物散歩に出たが、湿度が高くてまるで低温サウナに入っている様な状態で、途中から降り始め、帰宅後テレビを付けると当大阪北部域に大雨警報が出されたようです。 今日の一品はキノコ(オオシロカラカサダケ)、夏場の雨続きの時に、公園や街路樹の根元で良く見受けます。 通常は群生して発生して大きなものは傘の直系が30Cmぐらいに成る場合もあるのですが、今日見つけたのは街路樹のユリノキの根っこに一本だけ、大きさは15Cm弱、キノコの足が見えないので路面に膝をつけて撮影しました。 すると、通りすがりの人が、「これは珍しいキノコなのですか?」「食べれるんですか?」、等と声を掛けて来ました。 一見すると、クセも無く美味しそうに見えるのですが、このキノコは猛毒で食べると、激しい嘔吐や下痢の中毒症状が出て来るそうで、要注意キノコです。 以前は沖縄とか南方諸島ぐらいでしか自生していませんでしたが、その後生殖地域を拡大して東北南部まで広がっている様です。 山仲春男

今日の散歩道(76)~コンロンカ(崑崙花)~

いつも通るルートを歩いていて、ふとNTT社宅への小径を覗き込むと、緑色の中に白っぽい花の様な物が目につきました。 仕事をしてた頃から何十年も通りすがりながら、今日までこの樹の存在には、全く気が付きませんでした。 今日は、この植物の作戦にマンマと乗せられて、私の目に写った訳ですが、昆虫の気持ちはよく理解できました。 この白っぽい部分は、所謂 装飾花の一種で、花だけなら小さくて目立たないので、花に昆虫を集める為に、 白い花弁に見える様にガクが大きく変形・変色したものです。 6月22日にハンゲショウ(半夏生)の装飾花を紹介しました、ハンゲショウの場合は花の時期が終われば白化した葉っぱは、元の緑色に戻りますが、コンロンカは次々と小さな花を付けるので白花した部分の色の変化は起こりません。 コンロンカは熱帯アジア原産で、日本でも種子島あたりの南方の島に自生している様です。 白いガクが中国の霊峰・崑崙山に積もる雪のイメージに結びついて、コンロンカとの名前がついたそうですが、俗称では 「ハンカチの花」と呼ばれているそうでが、始めてこの不思議な植物を目にしました。 山仲春男