今日の散歩道(21)~ツボサンゴ~
このところ地味な野草を眺める事が多かったのですが、 今日は生垣の中に、鮮やかな赤色の花が目に飛び込んできました。 ユキノシタ科の多年草で、米国西南部からメキシコにかけての乾燥した岩場に自生しているそうです。 その原種を交配で、園芸品種に作りだされたものですが、学名は「ヒューケラ・サンギネア」と言います。 サンギネアは、血のように赤いことを意味しているそうです、花からは甘く強い香りが周辺に漂っています。 釣り鐘状の様な赤褐色の小花が付いている様子が赤サンゴに似ている事が、「ツボサンゴ」という和名の由来になって居る様です。 自宅周辺でこの花が植わっている場所は、他には有りません。 山仲春男
今日の散歩道(12)みかんの花~有用植物利用法(60)~
朝から強い陽射しが差し込んで気温が上昇、午後には夏日となるようで・・・・・・ 陽気のせいもあるのか早くもミカンの花が咲き始めました、例年より一週間以上も花の時期が早まっているようで、 鼻を近づけると甘い柑橘系の香りが漂っていました。 この花を見ると、子供の頃に覚えた「みかんの花咲く丘」のメロディーが反射的に心に浮かんで来ます。 「みかんの花が 咲いている 思い出の道 丘の道~」 皆さんも同じかと思います。 札幌の大通公園のトウキビ屋台も、4月23日から始まったようで、季節は着実に初夏に変わりつつあります。 山仲春男 ____________________________________ 《参考:Sugimoto Chieko・ソフィア》 *みかんの花言葉:意味と由来 花言葉:『純潔』『清純』『親愛』『花嫁の喜び』 「純潔」「清純」の花言葉は、初夏に咲く白い花のピュアなイメージを表したものです。「親愛」「花嫁の喜び」は、同じ柑橘類のオレンジの花が、ヨーロッパで「花嫁の守り神:とされていることに由来します。また、風水では、みかんの樹を家の西側に植えると、金運や仕事運を高めるといわれています。 *みかんとオレンジの違い みかんとオレンジの違いは、いくつかあります。みかんの方が皮が薄くむきやすい、種がない品種が多く、オレンジにはない「シネフィリン」という風邪予防に効果的な栄養素を含みます。 一方、オレンジは、皮の硬さと分厚さがあり、みかんよりも濃厚な味と香りをもっています。そのため、ジュースやジャムなどによく利用されています。 *みかんの効能 1、血行の改善 みかんの主な栄養素は、ビタミンA・C、ペクチン、ヘスペリジン、葉酸、カリウムなどです。ヘスペリジンは、別名「ビタミンP」とも呼ばれるフラボノイドの一種。ビタミンCの働きや吸収を助け、毛細血管を丈夫にして血流を改善する働きがあります。 2、風邪予防、下痢の改善 水溶性食物繊維のペクチンは、血糖値の急な上昇を防ぎ、コレステロールの吸収を抑える成分。消化管の壁に貼りついて胃の消化を遅くするので、糖尿病や肥満、高血圧といった生活習慣病の予防に効果的です。これらの成分はみかんの果皮の部分に多く、果肉の部分と比べるとペクチンが約4倍、ヘスペリジンにいたっては約10倍も含まれています。 また、温州みかん系の柑橘類にだけに含まれる成分として、シネフィリンというものがあります。気管支を広げる作用をもち、のどからくる風邪の予防に役立ちます。 *みかんの種類・産地……温暖な地域で取れる「温州みかん」 一般的に「みかん」と呼ばれるものは、正確には「温州みかん」というものです。 大きく分類すると「早生品種」と「普通品種」に分けられ、細かくは「宮川早生」「青島温州」などさまざまな品種があり、「紀州みかん」「三ケ日みかん」「愛媛みかん」など産地名がブランド化しているところもあります。「温州みかん」と「温州」の文字がつくところからも分かるように、気候が温暖な地域でおいしい「みかん」が採れます。 *みかんの栄養価……約6つで1日分のビタミンC *機能性表示食品としてのみかん……骨の健康に役立つ成分も含まれる みかんは「機能性表示食品」のひとつです。みかんに含まれるβ-クリプトキサンチンが骨の健康に役立つとして表示が許可されています これは、温州みかんに豊富に含まれているカロチノイド色素の一種であるβ-クリプトキサンチンが「骨代謝のはたらきを助けることにより、骨の健康に役立つ」ということで許可を受けています。 β-クリプトキサンチンはプロビタミンA、すなわちビタミンAの材料だと考えてよいでしょう。β-クリプトキサンチンには、プロビタミンAとしての働き以外にも、がん、循環器系疾患、糖尿病などの生活習慣病の予防効果などの生体調節機能があることが明らかになっています。 *みかんの食べ過ぎ: 皮膚が黄色くなる柑皮症 「みかんを食べ過ぎると手が黄色くなる」でも結論から言うと、健康への害はありません。 みかんの色素はβ-クリプトキサンチンなどのプロビタミンA。すなわち油脂に溶けやすい「脂溶性」です。そのため、皮膚の表面近くにある体脂肪に溶け込むことで、皮膚が黄色く見えてしまうのです。 見た目で驚いてしまうかもしれませんが、柑皮症になったとしても、内臓など他の部位への健康に影響するような問題はありません。これといった治療法はありませんが、みかんのシーズンが過ぎてみかんのドカ食いをしなくなれば、通常の皮膚の色に戻っていきます。 他にも、プロビタミンAであることが多いオレンジ色の色素を多く含む、かぼちゃやにんじん、ほうれん草、オクラ、ブロッコリーなども食べ過ぎると柑皮症の原因になります。基本的にはオレンジ色の食品の食べ過ぎに気をつければよいのですが、過去に「焼き海苔」を食べ過ぎたことで柑皮症になったという事例もあるようですから、症状が出た場合には、特定の食品を食べ過ぎていないか確認してみるとよいと思います。 ただし、あまりに黄色が濃い場合は食品色素が溶けるための脂肪がたくさん存在しているという意味になります。場合によっては「脂質異常症」を疑う必要があるかもしれません。脂質異常症は生活習慣病の入り口として非常に怖い症状です。冬季にみかんを食べ過ぎて手が黄色くなった人は、健康診断などでチェックを欠かさないようにしましょう。 また、柑皮症と黄疸の見分け方ですが、眼球の白目の部分が黄色くなっているかどうかで判断できます。白目の部分が黄色くなっていなければ黄疸ではなく、柑皮症であることがほとんどです。しかし、特にお酒も好きだという場合は、念のため病院を受診するのがよいでしょう。