コッツウォルズ紀行⑫ヒースローでレンタカー

満員の乗客を乗せたCX251便は予定より15分程早い05:30にロンドン、ヒースロー空港に着陸した。これまでは何も考えずにツアーの添乗員の指示に従ってついて行くだけだったが、今回はすべて自分でやらねばならないせいか、少し気がはっている。まずはレンタカーだ。 日本のハーツで聞いてきたとおり、Arrival から流れにそってバス乗り場に出てみると、レンタカー会社行きのバス停がすぐに見つかった。まもなく黄色と黒のHertzのバスがやってきた。我々二人以外に客はいなく、すぐに出発する。ドイラバーは頭にターバンを巻いたインド人だ。そういえば東インド会社をつくったのは、かの大英帝国であったか...などと学生時代の歴史の授業をぼんやり思い出していると、一時停止して男が一人乗り込んできた。バス乗り場が2ヶ所あるのかと思ったら、その人はHertzの社員で早朝出勤のようだった。 それから5~6分も走るとHertzの事務所に到着。早朝のためか中は閑散としており、カウンターでは客一人に係員一人が応対している。しばらく待つと、別の係員がやってきて当方に応対する。日本から持ってきた予約確認書と国際免許証、国内免許証を提示すると、目の前のパソコンにカタカタと何か打ち込み、保険の説明をはじめたが、国内免許証には目もくれない。 「ガソリンはどうする?」と聞かれたので、「満タン借りの満タン返し」と答えると、OKといい書類をすべて整えてくれる。クレジットカードを渡してすべて手続き完了。キーをもらい車を置いてある場所を聞いて事務所を出る。 言われた場所に行くと、トヨタカローラ1600が待っていた。初めての海外ドライブだけど道路は日本と同じ「車は左」だ。おまけに車は過去に所有したことのある慣れているカローラだ。これなら何ということはないと勝手に安心して出発となった。まだ早朝06:30であった。 ~つづく~

コッツウォルズ紀行⑪旅のはじまり

旅行記というから読み始めたのにいつまでたっても準備の話ばかり。いったい、いつになったら旅行が始まるのかしらといらいらされた方もいらっしゃるかもしれません。でも最初に、これは旅行記であると同時に、いかにして個人自由旅行を創ったかという記録だと申し上げたはずです。とはいえ、そろそろ始めないと読むのをやめてしまわれるかも知れません。ということで、お待たせしました。愈々旅のはじまりです。 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~ 6月29日(火) 夕刻、成田を出発したキャセイ航空CX505便は、予定通り5時間と少しで中継地である香港に到着した。 以前は仕事の関係で旧(啓徳)空港へ何度か降り立ったことがあるが新空港は初めてである。アジアのHUB空港との呼び声高くオープンしただけあって、広々としてその威容を誇っている。一方で、高層ビルの間を縫うようにして離着陸していた当時のあの一種のスリルがなくなったと旧空港を懐かしがる向きも多い。 到着後、2時間25分あった待ち時間もボーデイングタイムが1時間前ということで、実際に待った時間はそれほど長くは感じなかった。CX251便は定刻通りロンドンに向けて出発した。もともと機内食は期待していないが、やはり満足できるものではなかった。ただワインだけは赤、白ともになかなか美味しかった。 このところのワインブームではないが、過去1年間に200種類以上のワインを飲んで勉強した実績に免じて信用して頂きたい。 機内はほぼ満席である。少し肌寒くてみんなが毛布を要求するものだから足りなくなって、CAはファーストクラスから調達している。我々は貧乏旅行だからもちろんエコノミークラスだ。ブランケットでさえこんなにも違うのかと妻とその隣の日本人客はその質の違いに驚いている。もともと全員分は準備していないものなのか、どなたかご存知なら教えていただきたい。 しばらくは、飲み物を飲んだり読書をしたりで時間をつぶしたが、明朝からの車の運転のことを考え、なるべく睡眠をとることにする。3年前にロスアンゼルスに行った時は、機内で眠れなくて翌日疲れたことを思い出す。時差の問題は、東西南北、飛ぶ方向にも関係があるようだが今回は大丈夫だろうか。アルコールのせいもあってか良く眠れたようだ。着陸の2時間ほど前に朝食の準備のざわめきで起こされた時は、わりとすっきり目覚めることが出来た。いよいよロンドン到着である。 ~つづく~

コッツウォルズ紀行⑩旅先でのトラブル

個人旅行には、お仕着せのパック旅行とは違ってオリジナリテイと自由がある。なにごともなくスムースに事が運べばこんな楽しい旅はないだろう。しかし、自由があるということはリスクもあることを忘れてはいけない。 「こんな筈じゃなかった」と後で泣かないために、きちんとした心構えが必要である。 個人旅行とパック旅行との大きな違いは、「個人旅行には旅程保証や特別補償がない」ことである。個人旅行(手配旅行)の場合、旅行会社は事故や旅程の変更などには一切責任を負わないし、補償金や見舞金を支払う義務も無い。航空機の欠航などで当初予定していた通りに旅行が進まない場合は、代替機の交渉から宿の確保まですべて自分でやらなければならない。補償どころか最悪の場合は、自腹を切らざるを得ないケースもあるということである。 例えば、直行便ではなく目的地まで乗り換えの必要な場合で、天候その他の理由で最初の便の到着が遅れた為に、経由地で乗り継ぎ便に間に合わないケース。こんな場合、航空会社と代替機の交渉をしなければならない。一度予定が狂うと次々としわ寄せで狂って行き、目的地のホテルに着いたら夜中の3時或いは翌朝だったということもある。もっと悪いケースだと、代替便がうまく取れず結局空港で夜を明かすことになったというケースだってある。(事実、筆者もバンコックでコペンハーゲン行きの乗り継ぎでトラブルがあり空港で一夜を明かした経験がある) こういうトラブルに見舞われた時、自分で対処するために最低限の語学力はあったほうがよい。語学力は流暢であるにこしたことはないが、私は、中途半端な語学力よりもむしろ「度胸」のほうが必要であろうと思う。カタコト英語でも人間、必死で事に当たれば何とかなるものである。 旅にトラブルはつきものであり、個人旅行であろうとパック旅行であろうと起こる時は起こるものであるという割り切りが必要だろう。「トラブルを楽しめ」とまでは言わないが、「いい土産話が出来た」と笑い飛ばすくらいの明るさと余裕が欲しいものだ。 個人旅行のメリットといえば、団体行動の制約を受けない自由気ままさと同時に、「旅行代金が安上がり」というイメージがあるが、そうとも言い切れない。滞在日数と泊まるホテルのランク次第で個人旅行の方が割高になる場合がある。航空券は、団体料金を個人に切り売りするようになってからは、個人でも安く手に入るようになった。 しかし、団体だから料金が安くなるホテルはいくらでもある。やはり年間相当数の観光客を扱う旅行会社の力は無視できない。「航空券とホテルを別々にパーツで購入した方が安上がりだ」という人がいるが必ずしもそうではないので誤解なきよう。 計画を立てる時には、もろもろの経費も事前に調べておくべきだ。交通費や食事代、施設の入場料などはグループ割引のない分、個人は割高になる。ただ、安くてもまずい食事は興ざめだし、見たくもないところへ行くのは貴重な時間を無駄使いすることになる。 要は、ケースバイケースで、自分がこの旅で何をしたいのか、どんな時を過ごしたいのかを(時間をお金で買うことも含めて)じっくり考えてみることである。そして、内容を自分なりにアレンジし、料金がどのように変化して行くかを見る。 パックより安く出来た部分があれば、その分を他の部分に当てて内容を充実させるのもよい。あるいは、浮かした分はそのままお土産代にする手もある。「結果的にあまり違いがなければパック旅行にすればいい」と思っておけば、気楽に楽しく計画できる。内容か料金か、どちらを選択するのもあなたの自由。 如何ですか? 個人旅行の計画は結構手間がかかりますが、計画する時から旅の楽しみは始まっています。 その手間をいとわない人は自由とオリジナリテイを手に入れられるでしょう。そんな手間ひまが面倒な人は、パック旅行で十分楽しめるでしょう。 さて、この旅行記は、自由旅行を初めて創った時の様子を企画段階から記したものとお伝えしましたが、出発前の準備については今回で終わり、次回からいよいよ”旅行記”そのものが始まります。 ~つづく~

コッツウォルズ紀行⑨通貨

出発前に迷うのは、いったいお金をいくら持って行けばいいのか、現地通貨にはいくら交換して行けばいいのかである。勿論、旅の目的が観光なのかショッピングなのかによって随分と違ってくるし、旅行社などへの支払い済みの費用と今後発生するはずの費用を概算ではじく以外に手はない。参考までに金額を決める上でのいくつかのポイントを挙げてみよう。 1)基本はなるべく外貨に交換しないこと。交換するたびに銀行やマネーチェンジャーを儲けさせることになるので、必要最低限しか交換しない。イギリスに行くのに円をポンドに換えるのは当然だが、とりあえず世界に通用する米ドルに換えておこうなどというのは愚の骨頂。しかし、複数国を周る場合は別。 2)キャッシュよりT/C、T/Cよりクレジットカードの方が交換率が有利。落とすことを心配の向きはT/Cがおすすめ。(ただし、サインの欄が2個所あるうち一方のサインは買ってすぐにしておくこと。)交換率を考えるとクレジットカードが最も有利だ。ちなみに今回私が出発前に換えた率は£1=¥205.63だったが、使用したクレジットカードの最終決済レートは£1=\193.32~\196.07であった。(※注:20年ほど前のレート) 結論としては、なるべく余分なお金は持たない換えないということになるが、個人旅行の場合は注意が必要だ。現金で払う必要のあるものとして、観光地の駐車料金、入場料、露天商での買い物、簡単なランチ代金、田舎のB&Bの宿泊代絵など、自分がどこに行ってどんなお金がかかるか事前によく考えておくことだ。また、添乗員のいない旅先での不慮の事故に備えて何がしかの現金は円で別途用意した方がよいだろう。 新宿-成田間のNEXも予約したし、これで準備万端整い、あとは出発の日を待つばかりとなった。 現地での両替 郵便局は普通、月~金曜日は09:00~17:30、土曜日は09:00~12:30まで開いている。銀行の閉店中にどうしてもポンドが必要になった場合はトーマス・クックなどの大手の旅行会社、デパート内の両替所、大きいホテルのカウンター、Bureaux de changeと看板を掲げた数多くの独自の両替所で交換できる。ただし、レートと手数料を事前に確認しておかないと損をすることになるので注意が必要。 ~つづく~  

コッツウォルズ紀行⑧ロンドンの地下鉄&バス

ロンドン中心部を移動するのに一番速くて便利なのは地下鉄(Underground、通称Tube)だ。05:30から24:00まで(日曜と祭日は07:30~23:30)数分毎に運行している。 切符は駅の窓口か自動販売機で買えて日本と同じ。料金はゾーンの区分けによって決まっており、同じゾーン内の駅へは基本料金、横切るゾーンの数が多くなるほどそれだけ高くなる。目指す駅までに横切るゾーンの数に応じた料金のキップを買うよう注意が必要である。 正しい料金のキップを持っていないと10ポンド(約2,000円)の罰金を取られる。ほとんどの駅が自動改札になっており、これも日本と変わりない。喫煙は地下鉄の車両内及び駅構内では全面的に禁止である。☆車両から車両への通り抜けは厳禁! 違反すると罰金。 バス ロンドンに来れば誰もが一度は乗ってみたいのが2階建てバスだ。ロンドンの名所を通過してゆく路線がたくさんあり、地下鉄ほど混んでいることはまれである。それに、ロンドン中心部を何度も乗り降りしながら観光やショッピングするのに適している。 バス料金も地下鉄と同様にゾーン制となっている。ほとんどの路線のバスでは、乗車時に運転手に料金を払ったり、トラベルカードを見せたりするが、車掌が来たときにキップを買ったりトラベルカードを見せたりするバスもある。 1階建てのレッド・アロー・バスが走っている路線(501、505、507、521)では、乗車口の料金挿入口に料金を入れるようになっているので、あらかじめ正しい料金を用意しておいたほうがよい。停留所には、表示が白地になっているものと赤地になっているものと2種類ある。前者は、バスは満員でなければ必ず停まるが、後者は手を挙げて合図しなければ停まらない。 各停留所で停まるバスの路線番号は、表示板に書かれており、時刻表にはそのバスが通っていく場所名が書いてある。早朝から24時頃まで頻繁に運行しており、一部の路線(番号にが付いた路線)では夜間もバスを走らせている。喫煙はバス内では全面的に禁止である。 7月2日にヒースロー空港でレンタカーを返した後の足は、もっぱら地下鉄とバスを利用するつもりである。バスと地下鉄乗り放題の便利なカードは以下の2種類を買うことにする。これはお勧めだ。 ワンデー・トラベルカード    一日乗り放題で、£4.50(1~6ゾーン) ウィークデー・トラベルカード  ウィークデー乗り放題で、£6.70(1~6ゾーン) ~つづく~

コッツウォルズ紀行⑦英国交通事情

英国の車は右ハンドル、道路は左側通行、つまり日本と同じなのでドライブは安心して楽しめそうだ。交通標識もそう違わないし独特の交通規制さえ覚えればOKだ。ドライブマナーは紳士的でクラクションを鳴らしてせかせる人などほとんどいないという。(と聞いていたので安心していたが、今回訪れたコッツウォルズ地方では車が少ないせいか、クラクションはならさないものの、かなりのスピードを出して走っている車も多かったので注意が必要。) 英国中に舗装道路が張り巡らされ、道路標識も完璧といっていいほどなので迷わずに快適なドライブが楽しめる。田舎道で迷っても方向指示の標識が必ず出てくるので慌てることはない。高速道路をはじめ全ての道路が無料なので安心。 Mはモーターウエイ(Motorway)のことで高速道路を意味する。最高時速制限は70マイル(112km)。信号はないので都市から都市へのスピーデイな移動に便利。サインはブルーの標識。 Aは国道1級線を意味し、信号があり他の道路とは交差する。3桁までの数字があり、A4とかA40などの2桁までのA道路には中央分離帯のグリーンベルトがある片側2車線(Dual Carriageways)の部分があり、そこでは最高はMと同じで70マイル。その他のAの最高時速制限は60マイル(96km)となっている。サインはグリーンの標識。 Bは2級道路にあたるもので、英国のカントリーサイドのドライブの醍醐味を味わえる道路といえる。B486とかB4425というように3桁と4桁の道路番号になる。最高速度制限は30マイル(48km)。サインは白の標識に黒字。Bなら静かな田園風景を堪能できるが、狭い道だったり曲がりくねっていたりするので、運転には注意が必要。羊や牛の群れに出会ったらもちろん羊たちが優先だ。 ラウンドアバウト(Roundabout) 日本でいうロータリー交差点のこと。交差点の真ん中に丸い部分を置くことで信号なしに車が交差できるシステムだ。左折または直進したいときは左側の車線から、右折のときは内側の車線に入って、中央の円を右回りにぐるりと回って右折する。ラウントアバウトでは右からのロータリー内の車が常に優先するので、ラウンドアバウトに入るときはスピードを緩めて中に入ること。4コーナーくらいなら行き先を迷うこともないが、6コーナーくらいあると訳がわからなくなることがある。(実際あった。)そんなときは落ち着いて何回でも回ってよく標識をよく確認してから出てゆけばよい。因みに、日本では北海道旭川市で実際に利用したことがある。 ペトロル(Petrol) 英国ではガソリンのことをペトロルといい、ガソリン・スタンドはペトロル・ステーションという。ペトロルのグレードは星のマークで2ツ星、3ツ星、4ツ星で表されるのでレンタカーを借りるときに確認しておくとよい。無鉛(Unleaded)もあるので注意。 多くのペトロル・ステーションではセルフ・サービスなので、各ポンプの星のマークを選んで入れる。店の人にも頼めるが、使い方を知らないと言うと呆れられるらしいので、いいチャンスと思い自分でやってみよう。ポンプのところに入った量と料金が表示されるのでレジで払う。ポンプの番号を店員にいうといくらか教えてくれる。(今では日本でもセルフ給油はあたり前かもしれないが、当時、私自身はやったことがなく初めてのセルフ給油を彼の地で経験した。) パーキング 町中では普通は駐車メーターがあるところのみ駐車できる。歩道に沿っての黄色い線は、1本が表示された指定時間駐車禁止。2本が常に駐車禁止。観光スポットや町には大抵駐車場が完備しているので、そこを利用したほうがいいだろう。出入り口に料金駐車ボックスがない場合は、チケット販売機で駐車する時間に応じてシール(支払済みの証明)を買って、車に貼っておくこと。20pとか50pの場合があるので小銭を用意したい。きちんとシールのチェックが行われ、駐車違反は厳しく取り締まりが行われている。 横断歩道 ゼブラ横断歩道は日本と同じストライプの白い線なのでよく分かるが、日本と違って、手前の車道脇にジグザグ模様があり、ドライバーに警告している。このジグザグ線と横断歩道の中は追い越しと駐車が固く禁じられている。夜はオレンジ色の街灯がフラッシュして横断歩道が近づいていることを知らせている。ゼブラ横断歩道に近づいたらスピードを下げていつでも停止できる体勢をとること。いうまでもなく、歩行者が横断歩道に入ったら歩行者に優先権があることを忘れずに。いずれにせよ、事故を起こしてしまっては、言葉の問題その他で国内以上にトラブルになるので、充分注意が必要である。違反すると重罪になる。 ~つづく~

コッツウォルズ紀行⑥レンタカーの予約

今回の旅行の一つのキーポイントはレンタカーだ。何故かというと、ツアーで行けば大勢でバスや列車で移動するので、時間は拘束されるが一人当たりの交通費は当然安い。一方レンタカーの場合は時間に拘束されない代わりに個人負担になるのでその分少し高くつく。費用対効果で如何にバランスをうまく取るかが満足度に影響することになる。 友人のアドバイスに従って、コッツウオルズを周る際にレンタカーを利用し、ロンドンに戻ったら車の運転はやめることにする。よく検討した結果、ヒースロー空港に早朝到着後すぐ借りて、コッツウオルズをずっと車で自由に周り、またヒースローまで戻って返すことに決める。空港からロンドン市内へは地下鉄を利用する、 海外でレンタカーを借りるのは今回が初めての私は、少し不安もあったので東京駅近くの「ハーツ」のオフィスを訪ねてみた。現地で借りる方法を確かめるつもりで、説明を聞いたがシステムは日本と特に変わったところはないし、日本で事前に予約していった方が安くつくとのことでその場で申し込んだ。 内容は、6/30 05:45 CX251便で到着後すぐHertz/Heathrowで3日間借り(24時間営業で夜中であろうが早朝であろうがOKなのがいい)、7/02 15:00に同じHertsz/Heathrowで返却する。予約確認書は後日自宅に届いた。 旅程、チケット、宿、レンタカーと決まったので、これで、旅の準備は万全だ。次回は、イギリスの交通事情について調べておかなくてはいけないだろう。旅先でのいろいろな楽しみを想像していたこの時は、後でとんでもない問題が起こることなど夢にも思わなかったのだ・・・ ~つづく~

コッツウォルズ紀行⑤宿の手配

さて、ゲットした格安チケットは、実は「地球の歩き方」の20周年記念、「ダイヤモンドツアー」の30周年記念キャンペーンチケットであった。このチケットにはロンドンのB&B一泊分(ツイン)がついていたので、中心部に近く便利なサウスケンジントンにあるB&Bの予約をお願いした。 ところが旅行会社いわく、ちょうど今、ウインブルドンデニスの真っ最中のため満室なので他のB&Bをトライするという。手配予定のB&Bのロケーションを聞いてみるとあまり良くないので自分で手配しますといったら、一人当たり¥4,000で合計8,000円返金してくれた。これはラッキーだった。 さて次に、海外ホテルの予約を初めてインターネットでトライする。Yahoo/UKにアクセスし、「旅行」「宿泊」「場所」「予算」・・・と絞り込んでゆくと、簡単にロンドンのホテルリストが現れた。そのうちの一つにE-mailで予約を申し込むと、まもなくして空き部屋はあるが予約にはクレジットカードの番号が必要との返事。少し躊躇したが、海外では常識と諦めて連絡すると予約確認のメールが来た。E-mailでもFaxでもOKである。自宅からイギリスのホテルの予約が簡単に取れた事実に、凄い時代になったと今更ながらの驚きとある種の感慨を覚えた。 続いてコッツウォルズのB&Bもネットで検索する。田舎のB&Bがインターネットなんかやっているのかなと疑いつつアクセスすると、やはり簡単に取れた。日本とは違う。ただ、初日のB&Bのみ予約し、二日目は旅程の進捗状況によって飛び込みで決めることにする。少々不安が無いではないが小さな冒険も旅の楽しみの一つだ。何とかなるだろう。 かくして宿がほぼ決まった。 ~つづく~

コッツウォルズ紀行④エアチケットの手配

費用を抑えるには、何と言っても格安航空券をいかにゲット出来るかであろう。 まずは、旅程に基づいていろいろなツアーのパンフを集めることからスタートした。 自分で創る旅といっても初めてのことなので、利用できるものは何でも利用してとにかく調べる。各旅行社から多くのツアーが出ているが、概ね17万円から25万円(チケット+ホテル+朝食)となっている。航空券のみでは、最安値で13万円前後が今の相場らしい。 そんな中で、ロンドン8日間フリープラン¥118,000という企画をみつけた。これは観光その他中身は御自分で勝手にどうぞという誠に都合のいいツアーであるが、ついているホテルが私達には余分なのだ。田舎を周る間のロンドン宿泊分を放棄することになるからだ。自分で他の宿を手当てして泊まるからといって値引きしてくれるわけではない。 もし、放棄してなおトータルで安くつけばOKなのだが、そうはならなかった。で、結局、チケット/ホテル/観光すべて切り離して手配することに決めた。 そうこうするうちに、インターネットで「ロンドン往復航空券+B&Bクーポン一泊分(ツイン)付きで¥73,000、先着10名様、出発日6/20~6/30」という広告が目に飛び込んできた。直感的にこれだと思った。日程と予算が思っている内容とかなり近い!ただ、直行便ではなかったが、それが安い理由かもしれない。問い合わせてみると、キャセイ航空で香港乗り継ぎではあるが、香港での待ち時間が2時間前後と非常に短い。 キャセイ航空はアジア系航空会社(シンガポール航空/マレーシア航空/大韓航空etc)の中で乗り継ぎ時間が最も短く、今回は往きが2時間25分、帰りが1時間15分とボーデイングタイムを考慮に入れると待ち時間が殆ど無いに等しい。Cathayは仕事で何度も利用したが特別悪い印象がある訳ではない。しかも、香港は、昔の啓徳空港と違って新空港が出来ており待ち時間の過ごし方も以前よりはよくなっている。 本当は直行便で行きたいけれど、JAL/ANA/BA/VIRGINその他の直行便だとまず13万円前後はする。ここは我慢してキャセイに決めることにする。この点を我慢することで、当初思っていたより半額近いチケットをゲット! かくしてフライトは次のように決まった。 6/29 成田発  香港着 香港発 ロンドン着 16:10 21:30 23:55 05:45 (6/30) 7/05 ロンドン発 香港着 香港発 成田 着 18:45 13:30 14:45 20:00 (7/06) ~つづく~  

コッツウォルズ紀行③旅程をつくる

旅行に出かけようというときには誰でも少しは予備知識が欲しいものだ。まして今回は行き先が海外でもあり、すべての計画を自分達で作らねばならない。そこでガイドブックを数冊買い求め、さらに7年間ロンドンに住んでいた親友のE夫妻にアドバイスを受けることにする。 現地に住んだ経験のある人の話しは貴重だ。自分もシンガポール駐在時、アテンドしたお客さんには出来るだけガイドブックに載っていない情報を伝えるようにしたものだ。さっそく電話で計画を伝えると、久しぶりということもあり柏からハイムまで車で駆けつけてくれた。行きたい場所、目的、その他の希望を言うと以下のような的確なアドバイスが返ってきた。 【友人のアドバイスのまとめ】 1) イギリス旅行に良い季節は6月から7月にかけての花のシーズンだそうだ。 2) コッツウオルズに行くならレンタカーが良い。住所がわかっていて地図さえあれば、初めてでも必ず目的地へ辿り着ける。ただし、ロンドン市内では車の運転はやめておいたほうが良い。道がわかりにくいし車も多いから。 3) ロンドンでは曜日によってクローズしている店があるので要注意。特に我々の目指すアンテイークショップの並ぶカムデンパッセージやポートベローは毎週土曜日のみのオープンだ。また、日曜日はほとんどの店がクローズなので買い物はまず出来ない。 さて、仕入れた予備知識に基づいて旅程を検討する。休暇は1週間程度しか取れないので期間は8日間が限界だ。買い物は土/月曜日に回し、店の閉まっている日曜日は主に博物館、美術館にあてよう。いろいろな要素を加味して妻が出した結論は、火曜日に出発して火曜日に帰国するというものであった。 先にコッツウォルズを周った後ロンドンに戻り買い物+見物(家内は2度目だが私は初めてなので少しは市内見物も許可(?)された)というスケジュールにしよう。かくしておおまかな旅程は次のように決まった。 6/29(火) 成田-ロンドン 6/30(水) ロンドン-コッツウオルズ 7/01(木) (コッツウオルズ) 7/02(金) (コッツウオルズ) 7/03(土) コッツウオルズ-ロンドン 7/04(日) (ロンドン) 7/05(月) ロンドン- 7/06(火) 成田 ~つづく~