今日の散歩道(216)~梅の花

現在の住居に住み始めて以来、歩いている旧亀岡街道沿いに、静かな佇まいの神社があります。 遥か昔の時代に行基が建立に関わったと言われる須佐之男命神社、土塀に沿って歩いているが今迄境内に足を踏み入れた事も有りません。 何か咲いてる花でもないかと、買い物兼ねての散策の途上で初めて足を踏み入れてみました。 本殿横で、ひっそりと一本の梅の木が、とても良い香りの5弁花をつけていました。 いずれ撮影しようと思って、マンション敷地にある梅の木を見守っていたのですが、こちらは晩成なのか、まだ蕾がすこし膨らみかけた段階です。 梅の花を目にすると、冬の寒さもようやく峠を越えた様な感覚になって、春の足音が聞こえ始めた様な気持ちになり、ホッとして自然と和みます。 報道では、今日は北日本地域は台風並みの暴風との事ですが・・・・ 梅は分類上では、バラ科サクラ属の植物で、原産地は中国の中部地域。 日本への渡来については諸説ある様で、弥生時代に朝鮮半島経由での渡来説のほか、奈良時代に遣唐使が持ち帰ったとも言われており、古来から各地で身近な樹木として親しまれ、日本全国で栽培されています。   山仲春男

今日の散歩道(215)~アネモネ

今日から早くも2月、厳寒期のこの時期は、元々咲く花が少なく、一日一花の花探しには苦戦しています。 その様な折、目に飛び込んできたのが、この一際鮮やかな赤い花、近づくとアネモネでした。 アネモネの赤い花の色は「血」と「生命」の象徴とされているそうです。 元来は春の花ですが栽培技術が進み球根の冷蔵処理で、植物に季節感を錯覚させて冬から咲かせる様に成っているようで、その手法は先日咲いていたチューリップと同じ。 近年野菜も季節感に合わない作物が多数店頭に並んでいますが、花卉類も同じ傾向にあります。  チューリップ アネモネ等は本来の季節感を持って眺めるべきもので、無理やり咲かせてこの厳冬期に観賞する事に少々違和感を感じて仕舞うのは自分だけではないと思いますが・・・・取り敢えず撮影。 アネモネはキンポウゲ科の多年草で、ギリシャ語の風に由来し、「風の花」を意味するそうです。 日本には明治初期に渡来し和名は「ボタンイチゲ」それは花姿から付いた名前の様です。 南ヨーロッパから地中海東岸が原産地、各地への伝播は古く巡礼者が関わって伝わった様で、イスラエルでは国花に制定されています。   山仲春男

今日の散歩道(212)~早咲きの菜の花

今月中旬のNHKローカルニュースで、滋賀大津放送局から季節の歳時記として、早咲きの菜の花の紹介がありました。 12月が比較的暖かい日が続き、降雨も少なかったので、平年より2週間ぐらい早く、年末前には咲き始め、早くも見頃に成っているとの事でした。 場所は守山市の琵琶湖湖岸にある「なぎさ公園」、15千株もの菜の花が植えられています。 テレビの報道で知り、見物に出かけた事がありました。 黄色一色の菜の花の背景に、凍てつく黒い色の琵琶湖が拡がり、対岸にはそびえたつ比良山系の冠雪の山並みが拡がり、そのバランスで幻想的な景観でした。 その景観は近江八景のひとつで、古来から「比良の暮雪」として人気が有ったようです。 この真冬から咲き始める菜の花は、カンザキハナナ「寒咲き花菜」と呼ばれ、葉にチジミのあるチリメン白菜を基にして品種改良された種で、観賞用や若芽を食用として使われています。 毎日の散策路のどこかに、この菜の花が咲いていないかと、先日来目を凝らしていたのですが、今日はそれにめぐり逢いました、この数日の予想外の寒波襲来で菜花は開花を躊躇っている事でしょう。   山仲春男