プロカメラマンの秘密を探る⑦~マジックアワー

プロカメラマン野村成次さんが講演会の冒頭の挨拶でこう仰った。「歳をとると朝早く目が覚めるというのは残念ながら本当の話で、私は、夜一杯飲んで寝ると朝3時頃には目が覚めてしまいます。仕方がないのでカメラを持って出かけることになりますが、徒歩か自転車なのでせいぜい家から2キロほどの距離の範囲です。」 夜が明ける前から出かけるのは、はたして目が覚めてしまって仕方がないからだろうか?私は、半分は、若さを失ったことを嘆きつつも、半分は、誰にも邪魔されることなく好きな時間に出かけられることに喜びを感じているのではないかと思っている。「仕方ないから」という言葉の裏に、むしろそのことを楽しんでいるように思えてならない。何故なら、「マジックアワー」に出会えるからである。 カメラの世界では、「マジックアワー」という言葉が使われることがある。あたり一面真っ暗な闇の世界から一条の光と共に夜が明け、多くの生き物が活発に活動した後、再び闇の世界に戻っていく。この一日24時間の自然界の変化の中で、ある一つの情景がほんの短時間ではあるが普通では見ることのできない特別な姿を見せることがある。その時間は夜明け時であっても夕暮れ時であっても、せいぜい15分か20分くらいのものでそれほど長い時間ではない。 この一枚の写真は、年末近くに撮った調布の上河原堤である。堰き止められた多摩川の水が下流に向かって流れ落ちるしぶきに朝焼けが映ってピンク色に染まっている。朝焼けの写真はどこにでもたくさんあるが、この堰に反射することでこのように見える瞬間を多くの人は知らない。ある瞬間にある角度からのみ見える情景であり、これもマジックアワーのひとつである。 野村さんがこの場所のこのマジックアワーを知っていて撮影したのか、偶然このマジックアワーに遭遇したのかは詳しくお聞きしていない。しかし、一日にたった15分か20分程しかない瞬間を捉えていることを考えると知らなかったとはとても思えない。きっと、何度も通っている間に発見してよく知っている場所なのだと思う。 それにしても、こんな写真を撮るのはやはり素人には難しい。野村成次というカメラマンの魅力にますます魅かれていく。 (八咫烏)

しんごのキになる話⑥ すごい植物たちの巻(黄葉紅葉 その3)

アントシアニンはツユクサ、キキョウ、ペチュニアなどの青い花にも含まれています。 ちなみに三大切り花と言われる「バラ、キク、カーネーション」には青い色の花がありませんでした。 しかし最近の遺伝子工学で青いカーネーション、青いバラが作られて販売されているのです。 「青いバラ」という言葉にはかつて「不可能、ありえないこと」の代名詞でしたが、青い色をつくるアントシアニンがパンジーから取り出されバラに入れられ青いバラ「アプローズ(拍手喝采)」という商品名で2009年から売り出されています。その花言葉は「夢かなう」です。 カロテン(ドイツ語読みはカロチン)は赤や、橙(だいだい)、黄色の色素です。 キクやタンポポ、マリーゴールド、そしてナノハナの黄色い花に含まれます。 人参(Carrot)の橙色の元でもあり、Carrotがカロチンの語源となっています。 卵黄や乳製品の黄色もこのカロテンの色素が入っているからです。 ヒトやニワトリの黄色脂肪もこの植物のカロテンの脂肪が溜まったものです。 アントシアニンは水に溶けますが、カロテンは水に溶けだしてきません。   (黄葉紅葉 その4 につづく)

しんごのキになる話⑤ すごい植物たちの巻(黄葉紅葉 その2)

植物は太陽のエネルギーを使って光合成を行いますが、太陽エネルギーの三分の一くらいしか利用できないのです。その使われない太陽エネルギーは葉っぱを通して植物の体のなかに溜め込まれて活性酸素が生れてしまうのです。 その活性酸素を失くすための物質を抗酸化物質と呼び、植物はその抗酸化物質を作ることができるのです。それらはビタミンC、ビタミンEです。そして、ヒトは植物が作ったビタミンCやEの含まれている野菜や果物を食べて活性酸素を除去しているのです。 ビタミンC、E以外にも植物が作る抗酸化物質にはアントシアニンとカロテン(カロテノイドの一種)という花びらを美しく装う二大色素があります。 アントシアニンは抗酸化作用をもつポリフェノールの一種で赤い色や青い色の花に含まれます。 なお、赤ワインで有名なポリフェノールは実に入っているカテキンです。 カテキンはワインの他にお茶、リンゴ、ブルーベリーに多く含まれ、殺菌作用を始め、血中コレステロールを低下させたり、高血圧を予防したりといった効果があります。 アントシアニンはバラ、アサガオ、シクラメン、サツキ,ツツジ、ブドウの皮などの赤い色素なのです。 そしてハイビスカスにも含まれているのです。 ハイビスカスはマレーシアでは国の花、ハワイでは歓迎の花ですが、沖縄では仏桑華(ぶっそうげ)と呼ばれ亡くなったヒトの後世の幸福を祈ってお墓に植えられています。 アントシアニンは水に溶けるのでハイビスカスを使ったティーをクレオパトラも愛飲したと言われます。赤ジソ、サニーレタス、ムラサキキャベツ、ムラサキタマネギにも含まれていて比較的短期間で作用しますが長期間の効果は持続しないので、毎日こまめに摂取する必要があります。 (黄葉紅葉 その3 につづく)

しんごのキになる話④ すごい植物たちの巻(黄葉紅葉 その1)

「落葉」の次は「黄葉・紅葉」についてです。 インドネシアなど南洋の花には鮮やかな色をしたものが多くあります。 そこで気になることがあります。 どうしてあれほど鮮やかな赤や青い花を咲かせるのでしょう。 熱い太陽の下で生きて行くためにでしょうか? そうなんです。それは強い紫外線によって発生する活性酸素への対策なのです。 紫外線が活性酸素というヒトに有毒な物質を発生させることをご存じと思います。 活性酸素は酸素とは名がついていても、ヒトの細胞を痛め、シワ、シミ、皮膚ガンの発生に影響し、老化を促進し多くの病気の原因となる有毒な酸素なのです。 活性酸素の代表はスーパーオキシドと過酸化水素です。 その活性酸素はヒトばかりか植物の細胞まで傷つけてしまうのです。 強力な除草剤「パラコート」を薄めて葉っぱに噴霧するだけで植物は枯れます。 これはこの農薬が毒性を持つスーパーオキシドという活性酸素を発生させるためです。 当然ヒトにも有害で、微量でも飲んでしまうと呼吸困難に陥り、命は失われます。 また、消毒薬「オキシドール(商品名オキシフル)」には活性酸素の過酸化水素がわずか3%含まれています。傷口の細菌を殺すのはこの活性酸素の過酸化水素のはたらきなのです。 活性酸素には体に良い働きもするのです。それは体内に侵入した細菌などを取り除く働きです。 白血球やマクロファージなどの「免疫機能」の一部として細菌などを攻撃するのです。 (黄葉紅葉 その2 へ続く)

しんごのキになる話③ すごい植物たちの巻(落葉 その3)

また落葉するには成長ホルモンのオーキシンという物質が減少するだけでなくエチレンという成熟ホルモンが影響しているのです。 エチレンは成長ホルモンであるオーキシンが茎の中を移動するのを阻害したり、離層の細胞に働いて細胞と細胞の接着を弱める酵素の合成を促すのです。 この酵素の働きで離層の細胞間の接着が弱まり外から力が加わると簡単に葉が離れてしまうのです。つまり、気温が下がると老化が始まってオーキシンの合成が止まり、離層組織でエチレンの合成が始まり、実や花が落ちていくのです。 これは葉の先の方からオーキシンを与え続けると低温になっても落葉しないのですが、エチレンを与えると若い葉でも落葉してしまうという実験からわかります。 その成熟ホルモンのエチレンが実用化されているのはバナナやアボカドなどの成熟工程です。 バナナやアボガドは産地が遠いので消費地までの輸送期間を考慮して、まだ熟さないうちに収穫をし、船に積みます。そして船倉でエチレンガスを充満させて酵素の働きを促進させて熟すので青いバナナが黄色いバナナとなってお店で売られているのです。 エチレンはそのほかにアイリス、スイセン、フリージアなどの球根の休眠打破と花が咲くための促進や茎を肥大させる効果を利用してモヤシの栽培にも使われています。 また、野菜や果物を置いておくと腐食していくのも自ら発生させているエチレンのせいなのです。 南方の葉っぱは冬が来ないので一斉に紅葉して散ることはないようです。 順番に離層を作って散っていくようです。 でも、道路に落ちている枯れた葉っぱの数が多いのは雨季から乾季に移行しつつあるためででしょうか、それとも私が自分の年齢とともに落ち葉を意識して見るようになったからでしょうか。 (落葉の項 おわり) =走り読みした図書= 「植物はすごい」   田中修 著 中公新書 「植物学「超」入門」 田中修 著 サイエンス・アイ新書 「面白くて眠れなくなる植物学」 稲垣栄洋 著 PHP研究所 「これで納得!植物の謎」 日本植物整理学会 編 ブルーバックス(講談社)

プロカメラマンの秘密を探る⑥~本質と価値変化

「石は濡れている方がいい。乾いた石では絵にならない」 野村さんは、一枚の写真を見ながらこうつぶやいた。この言葉を聞いたとき、私は、ふと、阿久悠が書いたあの名曲「舟唄」の歌詞を思い出したのである。 「お酒はぬるめの燗がいい、さかなはあぶったイカでいい・・・灯りはぼんやり灯りゃいい」 ものの本質というものは、本来は簡単に変わるものではない。しかし、時と場合によって、ほんの少しのことでまるで違うものになりより大きな価値を生み出すことがある。一流の料理人はあり合わせの食材を使っても、それを見事な絶品料理に仕上げて見せるし、腕のあるカメラマンは、何でもない景色を感動を与えるものに変えてくれる。 野村さんは、さらにこう続けた。「もし、龍安寺の石庭の石に水をぶっかけたら、とんでもない犯罪行為になってしまうでしょうが、二ヶ領の川の石ならまず問題はないでしょう。来年は、柄杓でも持っていって水を掛けて撮ってやろうと思います」 この一枚の写真を見て、最初からそれを感じる人はまずいないと思う。しかし、野村さんのこの言葉を聞いてからもう一度じっくり見ると、確かに色気がないというか味気なさのようなものを感じる。わざわざ水を掛けてでも撮りたいという独特の発想は、素人にできるものではない。これが、プロカメラマンの技なのかもしれない。 実は、この写真は、桜の花びらが散る様子を撮るために二ヶ領用水に出向いたときのものである。水に流れる桜の花びらをとっていた時に偶然一本の草が岩にひっかかったものだ。これはこれで、自然が生み出した偶然の瞬間で、ある意味で面白い作品になっていると思う。 しかし、石の頭の部分が乾いていたために今一つの感があり、野村さんには不満が残るものになったに違いない。もし、石が濡れていたら、ワンランク上の写真になったはずだ。そのときの気持ちの表れが冒頭の言葉になったと思われる。いわば失敗作かもしれないが、その一枚からでも学ぶことができるし、やはりプロの目は違うものだと思った次第である。 (八咫烏)

しんごのキになる話② すごい植物たちの巻(落葉 その2)

オーキシンは葉の成長に大きく関わっているのです。 発芽して成長する植物は茎の先端にある芽(頂芽)が伸びていきます。しかし、頂芽だけでなくすべての葉っぱの付け根には側芽があります。 通常は頂芽だけが伸びていきますが、頂芽が動物に食べられたりした時は側芽が頂芽となって伸びていくのです。この現象は頂芽で作られるオーキシンという物質によって支配されます。そして、それを「頂芽優勢」と呼ぶのです。 離層ができる場所は植物によって異なり、一カ所とは限りません。 例えば、サクランボは花梗の先端と付け根の両方に離層ができます。 サクランボは本来、実と果柄の間の離層で離れる方が、鳥が実を食べやすく、タネを遠くに運んでくれるので子孫を増やすためには有利なのです。 しかし、ヒトは花梗付のサクランボを好むので食べられない花柄を残すように栽培してきたのです。 花梗とは花をつける柄(え)のことです。別名「花柄(かへい)」。種類によって柄の長短はさまざまです。 花から実になると「果梗(かこう)」に名が変わります。 ミカンやオレンジそしてカキなども果実とガクの間に離層があり、本来は実が熟するとガクを枝に残したままのガクなしミカンやカキができるのです。 しかし、これもガクなしのミカンやカキは市場価値がなく売れないので、ヒトはガクの離層を遅くするよう改良し育ててきたのです。 (落葉 その3 へつづく)

しんごのキになる話1 すごい植物たちの巻(落葉その1)

かつてインドネシアに在住しておられたビジネスマンのシンゴさんが、長年に亘って書き留めたエッセイ集の中から一部を厳選してをお届けします。お楽しみください。 ーーーーーーーーーー インドネシアに暮らしていて「木」のことが気になりました。 朝の散歩では雑木林の中で様々な形をした木々を眺め、住宅地では庭木や草花を見ながら歩きます。木々や草花はいつも緑の葉っぱをつけています。 日本のように一面の紅葉となる時はありません。どうして?秋や冬がないから? じゃあ、緑の葉っぱは休みなく光合成をしているの? じゃあ、暑い国の葉っぱはいつ、どうやって落ち葉になるの? また、果物は雨季と乾季のどちらに花を咲かせ、実をつけるの? などなどの小学生並みの疑問を持ち、植物に関する本を何冊も走り読みしました。 びっくりしました。   日本で秋に落葉するのは、葉っぱが自分から働きかけて枝から離れ落ちて行くからです。 感動しました。 葉っぱは春から働き詰めです。 光合成で二酸化炭素と水分と、太陽エネルギーからデンプンを作り酸素を産出します。また、タンパク質や脂質も自分で作ります。それは本体の成長や子孫を残すためです。 身につまされました。そんな働き詰めの会社員のような葉っぱは冬になるとその活動が衰え自分の役割が終わるのを知るのです。 役割が終わるのを知った葉っぱは蓄えたデンプンなどを樹木の本体に戻します。 そして、またまたびっくりし感動しました。 栄養を本体に送り返した葉っぱは、幹や枝と繋がっている付け根部分に本体と切り離す層を作るのです。その層を離層と言います。 そして離層の部分で葉っぱは自ら本体と切り離し落ちて行くのです。 潔いですね。 葉っぱの引き際。涙が出ます。 この作業は葉っぱに含まれるオーキシンという成長ホルモンが寒くなることにより活動を止めていき、エチレンという成熟ホルモンがそのオーキシンの老化を促すからなのです。 (落葉 その2 につづく)

プロカメラマンの秘密を探る⑤~集合の美

何かが一ヶ所にたくさん集まっている様を撮った写真がある。例えば、富良野のラベンダー畑。広々とした畑一面に紫色の絨毯が敷き詰められたような光景。あるいは、その隣にはピンク、黄、オレンジ、白などの帯がきれいに並んでいたりする。実にきれいだ。 一面に咲き乱れる花畑の背景に、建物や散策路そして歩く人々がもし写っていたとしたら、それは単なるスナップ写真である。ところが、びっしりと植わっている花に焦点を当てて、光と影をうまく使い、角度も慎重に考えて撮られたものは芸術作品にもなり得る。望遠レンズや広角レンズを使っているものもたくさんある。 さて、ものの美しさは本来、その「数」に直接関係はない。単独でも得もいわれぬ美しさを備えているものも当然ある。ところが、何でもないものでも一定の条件の下でその数が大量に集まった時にある種の「美」を作り出すことがある。大量に集まることで構図の面白さができる場合だ。このことは「集合の美」と言えるかもしれない。 この写真は野村さんが数年前に撮った作品のひとつである。かつて、多摩川を挟んで調布側と中野島側を結んでいた送電線にカワウが整然と並んでとまっている。「烏合の衆」ならぬ、これは「集合の鵜」といったところか。因みにこの送電線は、生田浄水場に電気を送るための送電線であったが既に撤去されて今はもうない。 この写真を見て「美」を感じるかどうかは個人差があると思うが、私自身は見た瞬間、「うわっ!」何とも言えない感動を覚えた。まるで、意図をもって並んだようにきれいに並んでいる。そう、小学校の運動会の隊列のように。 尚、「集合の美」という言葉は、私が勝手に感じたことであり、野村さんの解説の言葉に含まれていたものではりありません。 ~つづく~ (八咫烏)

プロカメラマンの秘密を探る④~シンメトリー2(上下対称)

風景写真の中で、対岸の景色が水面に鏡のように映りこんでいるものがよくあり人気が高い。「逆さ富士」は富士山の風景を表す雅称の1つであるが、河口湖の水面に上下反転した形で映り込む山影は、その代表的なものであろう。 プロもアマチュアも好んで撮るこの「上下対称シンメトリー」の写真を撮るためにはコツがある。水をぶれないように写すには速いシャッタースピードが必要だ。しかし、水面が強い風で揺れている場合は、いくらシャッタースピードを速くしてもブレて映り込みは不鮮明になる。 先日の講演会で野村さんが仰った一言もずばり「風」についてであった。風があると水面にさざ波が立って映像が乱れるのだ。きれいに映るためには無風状態がやはり理想なので、水面が水鏡みの状態になるような風のない日を選ぶことがベストの選択であろう。 今年1月19日早朝、小田急線の鉄橋下で野村さんが撮ったのがこの一枚。風のない日を選んで撮ったことで、見事な上下対称の構図になっている。さらに、拡大してみないとわからないが、丁度その時空をV字型に飛んでいた鳥の群れが映り込んでいる。空の鳥には気づいていたが、その鳥まで水面に映りこんでいることは帰宅するまで気づかなかったそうだ。このことがまた、この写真の価値をひとつ高めていると思う。 「早朝の多摩川畔」と題されたこの写真は、第61回川崎市観光写真コンクールにおいて優秀賞・「川崎市議会議長賞」を受賞し、3月23日に東海道かわさき宿交流館で表彰式が行われた。 この写真には後日談がある。もう一枚のこの写真。お気づきの通り構図がまったく同じである。実は、野村さんは、受賞写真を撮った後、その翌日もまたその翌日も同じ場所に出向いている。最初撮った写真に不満があったのか、はたまた、もっといい写真をと求めたからなのか。 そしてさらにその後、1月23日、身も凍えそうに寒い日に同じ場所に行くと水面は完全に凍っていた。その時の写真がこれだ。この状態では完全な上下対称とはならないが、これはこれで別の味わいがあるというものだ。 ふと足元をみると、氷が面白い絵を描いていた。氷の渦が幾重にも重なって、人間の目と口のように見える。そう、あの名画「ムンクの叫び」のように。さるところに「氷の叫び」と題してこれも出品したところ、版権を譲ってほしいとの話があったそうな。さすがプロだ。この写真は版権の関係でお見せできないが、当日会場におられた方は覚えておられると思う。 目的とする場所に行って目的とする写真を撮ろうとしても、気象条件その他の状況からその目的が達せられないことがある。そんな時は視点を変えてみるのもひとつの方法だ。正面ばかり見ていても埒が開かない時、ふと足元を見てみると思わぬ発見をすることもある。上記はそのいい例だと言える。これもプロカメラマンの仕業なのか。 ~つづく~ (八咫烏)